トンネルズリを盛土材として利用するときの品質管理

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トンネルズリを盛土材に使用しますが、粒径が大きく通常の密度管理の試験では管理できないとおもいます。通常の砂置換法に変えて他の方法はあるでしょうか?

コメント

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NEXCO(旧道路公団)では、RI計器で管理を行っています。専用の鉄ピンで穴をあけ、放射線の出る棒を挿入し、密度による放射線の減少量で密度を測定します。ズリでは穴を開けるのが大変ですが、何とかやっております。
なお、室内試験の最大乾燥密度より測定値が大きく出る事が知られており、試験盛土を行って、転圧回数毎に密度を測り、最大値を最大乾燥密度としております。詳しくはNEXCOの土工施工管理要領を参照して下さい。

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転圧回数毎に密度を測り最大値を最大乾燥密度としているそうですが、含水比については考えなくてもいいのですか。突固め試験との比較はしなくていいのでしょうか。

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粒形が大きい場合は水置換で行なったことがあります.バックフォーで穴を掘り、その穴をブルーシートで水が漏れないようにし、入れた水の量で体積を測ります.ズリの重さはトタックスケールのあるところなら計ることができるので、密度が分かります.詳しいことは地盤調査法に載っていたと思いますので、参考にしてください.

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「トタックスケール」は「トラックスケール」の間違いです.