表面に窪みのある橋脚の耐震補強炭素繊維巻立てについて

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橋脚の断面が、並んだ2つの正方形の間を正方形より薄い壁でつなげた角張ったダンベルのような形をしています。すなわち、長辺の中央が薄くなっているため、表面は中央が窪んだ形になっています。
耐震補強のために炭素繊維巻き立てを行います。初めに、炭素繊維を縦方向(橋脚躯体軸方向)に貼った後に、横方向に表面に沿って橋脚の周りを一周貼り付けます。

コメント

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建築のRC構造物の耐震補強改修の手引きを参照されたい

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不案内なのでどう調べれば良いのかわかりません。例えばどのようなものがあるのでしょうか。書名等教えていただけないでしょうか。

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参考資料
1)連続繊維シートを用いた既設鉄筋コンクリート造及び鉄骨コンクリート造建築物の耐 震改修設計・施行指針

他には以下のものがあります

2)コンクリート部材の補修・補強に関する共同研究報告書(皿)建設省土木研究所
3)連続繊維シートを用いたコンクリート構造物の補修補強指針 土木学会
4)日米ハイブリッド構造「連続繊維シートを用いた改修設計ガイドライン」
5)既存建築物に対する改修工事を対象とした「あと施工アンカー・連続繊維補強設計・  施工指針」について

凹部がはがれる・・・とありますが、無くすには 繊維補強の定着部の検討を上記の
資料5)に準じて検討されたらよい。
アンカーに作用する張力は、横方向補強繊維の引張強度で行えば良い

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周方向に巻き立てた炭素繊維の場合、窪み(入隅)部分の炭素繊維が地震時にまっすぐになろうとしますので、剥れることが予想されます。同時に本来補強となる垂直方向の炭素繊維まで剥れることも考えられます。そこで対応が2つ考えられます。
?窪み部にアンカープレートで固定する。
?窪み部の山形となっている頂上で、シートの縁を切る(理由:周方向シートは、鉛直方向シートに対する剥れ防止のためにあり、これが悪さするようでは意味がない。窪み部頂上で縁を切る事で、地震時の共剥れを防ぐ。また、頂上部で縁を切れば、引っかかる恐れが少ない。ただし、発注者の了解が必要と思われる。)
一般的には?が多いでしょう。