木製型枠支保工の必要量について

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 現在,ラーチ(ロシアカラマツ)と国産スギの複合合板を県工事の木製型枠標準仕様にと考えていますが,建設業者さんを対象としたアンケートで,強度が低く支保工に用いる単管の量が約2倍必要となり,標準的な設計の範囲内を逸脱しているので,利用を見合わせたい。という意見が出されています。
 意見の中では強度が低いとしていますが,JAS規格に合格した製品であり,また,単管2倍必要と言うことにも明確な根拠は無いということでした。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

1.JAS規格に合格した製品であっても、曲げ強度・ヤング率によりタワミ量がどの程度でるのか、また、コンクリートの仕上がり表面がたわんでいないかが問題であり、規格に合格した製品だから問題が無いと言うことではないと思います。
2.質問の仕方が、大変に役所的で合板メーカーが試験結果を出し、実験を行って結果が良好であるという説明が無ければ、建設業者は使用することが出来ません。
 なぜなら、コンクリートを打設した結果は、建設業者の責任であって、合板メーカーの責任ではないのです。

ユーザー いさ の写真

なぜ型枠用合板の標準仕様を、そこまで細かく定めるのか理由がわかりません。
型枠工・型枠支保工は通常「任意仮設」であり、
「仮設、施工方法その他工事目的物を完成するために必要な一切の手段(「施工方法等」という。以下同じ)については、この約款及び設計図書に特別の定めがある場合を除き、乙がその責任において定める。」べきです。
なお、型枠用合板の曲げ強度はJASにてA〜Dの4等級に分けられているようです。
http://www.jpma.jp/shiryo/tebiki_kouzou/1_8.pdf
強度が小さいほうが安価でしょうから、安い型枠合板を使用して支保工(単管など)にコストをかけるか、逆に強度が高い合板を使い支保工を簡略化するか。
重要な構造物でしたら、構造物毎に構造計算を行い、構造物毎の支保工図を作成すべきだと思われますが…
いずれにしても、選定を行うのは請負者であり、発注者サイドで縛りをかけるのは推奨できないと考えます。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

木製型枠に限った支保工の標準的なものと言うものは世の中にありません
木製型枠の必要な設計条条件を満たすように支持する構造を変えて、手持
ちの材料、リースできる材料、経済性、工期、搬入を考えて選定するもの
です、以下に示す物も、あくまで標準であり基準ではないことに注意が必要

標準
??国土交通省 土木工事標準積算基準書(共通編)第4章コンクリート工
第5章仮設工を参照されたい・詳細は建設物価調査会に問い合わせられたい
?今回しようとしている物で構造計算を行い実験するのがよい。

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