ボックスカルバートの隅角部の設計について

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道路橋示方書に、ラーメン部材の節点部に生じる引張応力に対して、補強筋を配置するといった記述があります(道示?−p.284)

ボックスカルバートの設計を行う場合、隅角部の設計はこうしたラーメン部材の節点部の設計手法を用いると思いますが、この時ボックスカルバートの隅角部にも前述した補強鉄筋を入れる必要があるでしょうか?

同じ日本道路協会から出ているカルバート工指針、コンクリート標準示方書等他の基準類には特に記述がなく(コンクリート道路橋設計便覧には記述あり)、またこれまでそういった補強鉄筋の配置されている図面を見たことがないため、質問させていただきました。

一方は梁と柱部材、もう一方は面部材といった違いも関係あるのでしょうか?

コメント

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・以下の参考図書を読まれたい
標準設計の解説
土木構造物設計マニュアル(案)に係わる 設計施工の手引き(案)ボックスカルバート擁壁編平成11年11月建設省

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1)それぞれの基準類はその目的とした構造物の規模・使用条件・環境条件にあわせ
て記述された物で・・適用範囲を超える物は準用できるかどうかは考える必要があり
ます
・カルバート工指針は:適用範囲と参考図書を読めば必要か必要でないかは理解できる
 参考文献には道路橋示方書も書かれているますので・・必要に応じて参照されたし
・コンクリート標準示方書特に記述がなく・・・書いてあります・・
・ボックスカルバートの隅角部にも前述した補強鉄筋を入れる必要があるでしょうか? 鉄筋の組み立て作業手順を考えれば・・・入れたくないと考えるのが普通です
 現場をみられるか・・・・実物に近い寸法で・・隅角部の模型をつくり・・組み立
 て順序を自分で理解し・他の人に説明して評価してもらったらよい
 必要かどうかは検討されたし
・見たことがない・・・とは・・近くの諸先輩方から学んでください
・標準的なカルバートは梁として設計して問題ありません・・・隅角部は梁として評
 価できないのはあたりまえです・・・版としても同じことです・・・・2・3次元
 FEMによるか実験で確認するしかありません。