PC鋼線定着突起補強

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PCケーブルの中間定着突起の補強について、質問します。
コンクリート道路橋設計便覧(H6年-日本道路協会)P190によりますと、「T4」荷重を求める式中で「平均圧縮応力度=σf」を作用させます。
質問は「σf」とは、主桁の曲げ圧縮応力度を指すのでしょうか?
この応力度の違いで、配置鉄筋量が大きく変わってしまい、悩んでおります。
計算例では「σf=4.5N/mm2」で「F3鉄筋=8本-D19」となっています。フレシネーの配筋例とも一致します。
しかし主桁をパーシャルで設計した場合、「σf=0」となり「F3鉄筋=10本-D29」という大きい鉄筋量となってしまいます。
皆様、忙しいところ申し訳ありませんが、教えてください。
よろしくお願いいたします。

コメント

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T4の算定:
定着部(突起+母材)に作用するプレストレスによる軸力応力度+曲げ応力度を算定
し、T4はこの内母材に分布する作用応力度の合計を示します。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

匿名さま、コメントをいただき、ありがとうございました。
コメントの内容は理解いたしました。

この件で、もう一点質問させてください。
母材の応力度とは「導入時、死荷重時、設計荷重時、温度時」の4ケースを照査
するべきなのでしょうか?

私は、長期間の荷重でひび割れると考えますので、「死荷重時、設計荷重時」の
2ケースでいいのでは?、と思います。

現場の状況が分からない設計屋の悲しさです。
コメントをいただければありがたいです。
失礼いたします。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

・計算は 表計算程度で十分でしょうから全部行う方が早く また

説明がしやすいのでは・・・・

・他に 荷重の組み合わせにより許容値の割り増しが許されるのであれば
断面力を比較するだけですむのでは?

ユーザー 匿名投稿者 の写真

・定着部の施工時ひび割れが 完成後問題のないひび割れ幅に収まるという保障が
できれば、貴方の言われるような構造計算をしても良いとおもいますが?

ユーザー matu の写真

返信が遅くなりました。
アドバイスいただいた通り、全てのケースを比較いたします。
それと、割増係数は考慮しようと思います。
この結果が、ライブラリーなどの標準配筋より少なくなる場合は
最低量として、標準配筋に従います。
当面はこの方針で設計していきます。
多くの解答、本当にありがとうございました。
matu