現場密度測定試験(突砂法)の締固め度について

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現場密度測定試験(突砂法)を行った結果、締固め度が100%を超えました。
最大乾燥密度1.702g/?3に対して乾燥密度が1.752g/?3で102.9%の締固め度となりました。最大乾燥密度を求めた土質試験時のエネルギーより大きいエネルギーで締固めると100%を超える場合があると聞きましたがこの値を品質管理データとして使用しても問題はないでしょうか。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

何の管理に使うのですか?

ユーザー sudoh の写真

路床盛土の管理で発注者(県土木事務所)に提出します。

ユーザー 城古雅典 の写真

室内試験より実施工の方が良い条件であれば100%を超えることがあり、私も経験したことがあります。ただし、注意点としては、室内試験と実施工の土質が同じかどうかを確認する必要があります。たとえば、土取場が変わったり、地層が変わったりしていれば、室内試験をやり直す必要があります。

ユーザー nomkei の写真

原因としてはいくつか考えられます。
(1)材料のバラツキ、試験自体のバラツキ
(2)室内試験と現場の転圧機械のエネルギーの違い
(3)室内試験では除かれる粒径の大きなレキの混入
などです。
同位置で複数回の測定をしないと思いますので、数%程度のバラツキは避けられないと思います。まして均一ではない土という材料を扱っているのですから。NEXCO(旧道路公団)では、RI計器という短時間で測定できる器械により15点の平均値で管理しております。
(2)や(3)の場合には、頻繁に100%を越えると思いますので、転圧回数毎に締め固め度を測定する試験施工を行って、測定値の最大値を100%として管理すればよろしいと思います。