盤ぶくれの検討式の適用範囲について

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ユーザー 匿名投稿者 の写真

トンネル標準示方書(2006)開削工法における、土留め工の掘削底面の安定計算において、盤ぶくれの検討方法として「土留め壁と地盤の摩擦抵抗を考慮する方法」を使用する場合、適用範囲として「平面寸法の辺の長さに対する根入れ長と難透水層の和(H1+H2)の比が2程度以下」とあります。
文章のとおり(?)、または、記号(?)のとおり のどちらでしょうか?
?平面寸法の辺の長さに対して掘削底面から難透水層までの深さの比が2程度以下
?平面寸法の辺の長さに対して解説図3.20のH1+H2の比が2程度以下
?が正解の場合H1+H2が間違い、?が正解の場合文章が適切ではないと思われます。ちなみにH8のトンネル標準では「平面寸法の辺の長さと根入れ長の比が概ね1以下の場合」となっています。
以上、よろしくお願いします。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

その時期に事故があり見直されたのでは?

ユーザー いさ の写真

本当は執筆にたずさわった方からのコメントがあればありがたいですが…(;_;)ノ

私は2006年版をまだ手に入れてないのですが、確かにH8年度版とは目安の文章が変わっていますね。
2006年度版の解説図3.20というのはH8の解説図3.21と同じなのでしょうか?

説明文で(H1+H2)とうたっていること、また文意から考えても、式の通り「掘削底面から、難透水層の下端までの距離」と考えるのが妥当と考えます。
H8だと、単純に「根入れ長」だったのに比べれば、目安としてはより適切になったと思います。

しかし2006年版の説明文だと、確かにちょっとまぎらわしいですね。(^−^;
ただ、あくまで「平面規模」の目安にすぎませんので、盤ぶくれの仕組みを良く理解したうえで検討する必要があると思いますね!