基礎杭の形式選定について

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単純けた橋において,杭基礎の設計をしています。基礎杭の形式選定は,最終的に経済性により決定されると考えられます。しかし,経済性を最優先とした場合は各橋台別に異なる径の基礎杭を選定してもよいのでしょうか。または,施工性に配慮して同一径の基礎杭を選定したほうがよいのでしょうか。ちなみに経済性は僅差であり,同一杭種です。参考となる文献等が有りましたら教えて下さい。よろしくお願いします。

コメント

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・比較検討の工事費が正確であれば各基礎ごとに替えてもよいのでは?

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施工する立場から言えば、断然杭種杭径を統一してほしいものです。
 最近は経済性を追及するあまり、非常にスレンダーで、断面や材料仕様の種類を増やした設計を良く目にします。私はそのような傾向に警鐘を鳴らしたいと思います。なぜなら、そこには施工管理に費やす人間の手間、複雑化による間違い、そのための経費が考慮されないからです。
 さらに積算上では同一機械でも実施工では杭径が10cm異なるだけで施工機械を入れ替えなければならない場合がよくあります。例えばベースマシンは同じでもアタッチメントが合わないとかです。
 現在施工現場では管理する職員の数が減少しています。それに反して、工期、要求品質、監理項目は厳しくなるいっぽうなのです。所詮現場で施工するのは生身の人間であることを忘れないでほしいと思います。

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そうですね
但し、その様なことを今では全て何らかの評価して説明書を作成しなければ受け入れてくれません。なかなか数値化できない作業量の増加など

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設計の手間、現場での施工管理、品質管理
異種杭とする場合の地震時の杭の剛性の違いによる
杭の挙動
以上の観点から、私は同杭、同径としております