低強度コンクリートにアンカーを打ちたいのですが?

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昭和初期の構造物の梁にあと施工アンカー(ケミカルアンカー)を打ち、アイボルトを介して揚重作業を検討しています。コーン破壊等の引張耐力、せん断耐力の計算は仕様書や指針に基づき設計できるのですが、古い構造物なのでコンクリート強度の設定に悩んでいます。アンカーボルトは保つと思われますがコンクリートの垂直方向の支圧、押抜せん断が懸念されます。ある文献によるとQ=0.4×√(Ec×σb)×saeとありましたが、これを用いて良いのかどうか心配です。どうか良きアドバイスをお願いします。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

1)低強度コンクリート・・・・と言うことは強度の評価を何らかの試験で行ったと言うこと
でしょう・・・設定に悩む必要な無いのでは?

2)質問に・・ある文献・・とは・・・回答は誰も出来ません
文献の根拠を良く読んで自分で判断するしかないです

1)2)が判断不可能であれば実験するしかない

ユーザー K12880 の写真

不確定要因が多いので設計というより施工の問題だと思います。アイボルトでの揚重は、リスクが大きいのでワイヤーを大掛けするまでの地切り用くらいに考えておいたほうが無難です。施工計画をたてて自分が実施工するという観点から述べさせていただきます。
?コンクリートのコアをとり強度試験にかける。
?アンカーの穿孔中にコンクリートの状況を自分の目で確認。アンカー屋に穿孔中の感触を確認する。
ここまででどの程度アンカーが実際に効くか大方判断できると思います。
?揚重開始直後、つまり地切り状態で暫くアイボルトの挙動を観察する。抜けやコンクリートの破壊の前兆等。
?大丈夫なようならそのまま揚重する。
?異常があるようならアンカーを施工しなおすか、少し浮かした状態でワイヤーを大掛け(躯体の底に直接ワイヤーをかける)して揚重する。