杭基礎の鉛直載荷試験方法について

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既製PC杭の鉛直載荷試験を検討しています。
通常、試験杭を用いた鉛直載荷試験をする場合、?押し込み試験法(静的載荷)、?急速載荷試験法、?衝撃載荷試験法が一般的だと思いますが、適用地盤あるいは杭の形式などによってどのような使い分けをすればよいのでしょうか?
ちなみに検討しているのは海外における橋長100m程度のPCプレキャスト桁橋で、450×450(角型)のPCパイルを想定しています。
良いアドバイスがあればお願いいたします。

コメント

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角杭?東南アジアでしょうが、設計条件が何かで載荷条件も変わります
契約書を読むまれて判断されたい

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動的な載荷試験は、
・ひずみ波形、加速度波形等の計測
・波動理論等による解析
が必要です。

従って実施できる企業が限られています。
当該現場は海外とのことですので、こちらの制約の方が大きいと想像します。

まずは動的載荷試験の実施実績のある業者へ、問い合わせするのがよいのではないでしょうか?

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アドバイスありがとうございます。
国にもよるようですが、海外では結構動的試験の実績が多いみたいです。
結局のところは、きちんと試験結果を解析できるのであれば、安価な動的試験のほうが良いということでしょうか?押し込み試験ときちんと解析したときの動的試験とではどれくらい精度に差があるものなのでしょうか?
もしご存知であれば教えてください。

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(#1880)の投稿者です。前回もっとちゃんと書けばよかったですね。
おっしゃるとおり、試験結果を解析できるかどうかだと思います。

杭の鉛直載荷試験方法・同解説 第1回改訂版(地盤工学会発行、2002年5月28日)
は、ご覧になっているでしょうか?
動的な載荷試験は、この2002年の改訂時に学会基準としてオーソライズされている試験方法ですから、信頼性等については問題ないと考えます。
ただ、過去に多くの試験が実施されているのは静的な試験です。

同学会基準の解説では、試験方法の特徴を、5ページにわたって一覧表にまとめています。
各試験方法の特徴を理解し、現場の条件・試験目的に応じて、適切な方法を選択するのが肝要だと考えます。

海外の事例については疎いものですから、以上、日本の学会基準についての紹介でした。

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海外工事で確認の要求スペックが示されていないのでしたら、まずそれをレターで要求
するべきです、また元々構造計算を行った基準がなにかわかれば試験の方法も指定されている
場合があります。