あと施工アンカーの設計について

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あと施工アンカーの許容引張力の計算をするときに、
躯体のコーン状破壊の計算式について調べたところ
下記の4式がありました。どの式を採用すれば良いでしょうか。
(1)TA2=φ2×√(FC/21)×AC ・・・インターネットより
(2)TA2=φ2×√FC×AC ・・・「各種アンカーホ゛ルト設計指針」(建築学会)より
(3)TA2=φ2×0.75×√FC×AC ・・・某樹脂メーカーHPより
(4)TA2=φ2×0.23×√FC×AC ・・・某施工会社HPより
TA2:コーン状破壊の許容引張力
φ2:低減係数(安全率)長期×0.4(1/3) 短期×0.6(1/2)
FC:コンクリートの圧縮強度
AC:有効水平投影面積
荷重条件は、死荷重+風荷重です。
ご存じの方、よろしくお願いします。

コメント

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 日本デコラックス(株)の技術資料(公開されているので問い合わせれば入手可能です)を見ておりますけど、記載されているのは(1)式です。各式の意味について、詳しく知りたかったら、メーカーに問い合わせてみたらどうでしょうか。

なお、土木系・建築系で係数が違うようです。土木の場合、鋼材の許容応力の値が建築と違いますので、アンカー筋鋼材から決定される許容引張力に合わせて、コンクリートのコーン破壊で決定される引張強度も低減するようです。対象とする構造物の設計書との整合を取る必要もあるかと思います。

土木系
 φ2:低減係数(安全率)長期 1/3 短期 1/2

建築系
 φ2:低減係数(安全率)長期 0.4 短期 0.6

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どの式を使用するかは、構造物の条件および遵守する法令によって技術者が判断する物で
提示された条件だけで判断できません・・・

土木系で有名なアンカーの基準は、あと施工アンカー工法設計施工の手引き JR総研です
建築系は質問にある基準を使用しています