コンクリートブロック積の積み増し方法

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現在コンクリートブロック積の設計をしているのですが、現況のブロックを高くするために現存しているブロックの上部に積み増しをしなければなりません。
このような施工を行う場合適切な施工方法があれば教えてください。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

1)ブロック積みの上端に防護柵を付ける為に各地方官庁で標準的な物が作成されています
また、これ以上となる場合は増し厚等の方法(検討方法を含む)が書かれています。売っている物ではないので手に入れるには、その地方の道路構造物の設計を行っている事務所に見せてもらうか、発注者にその旨を伝え貰ってください。

ユーザー nomkei の写真

先ず、条件は練り積みですよね。切土で直高7m、盛土で直高5mくらいまでがブロック積みの標準的な高さだと思います。

既存のブロック積みの高さと、積み足す高さがどの程度かわからないのですが、仮に2mの既設に1m積み足すのならば、天端コンを人力ではつり、笠石を撤去して積み直せば保つと思います。しかし、3mに2mを積み足すのであれば、既存の積みブロックが保つのか、慎重に検討する必要があると思います。また背面の盛土材によっては、土圧が作用して前面に倒れてくるかもしれません。

用地に余裕があるのであれば、既存のブロック積みの背後に2m以上控えて、新しいブロック積みを施工する多段ブロック積み工もあります。これを応用して、既存の背後に2m控えてプレキャストのL型擁壁を施工し、勾配分の用地を稼ぐと言う方法は如何なものでしょうか。