アスカーブの役割について

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アスカーブの役割としては雨水をコントロールして排水溝へ導くことかと思っていたのですが、
最近では側溝を設置している箇所にもアスカーブを設けている図面を多く見かけます。
側溝があるのであれば、アスカーブでの導水は必要ないのでは?と疑問が生じました。

側溝が設置されているのに、アスカーブまで設置する理由とは何でしょうか?
視線誘導や逸脱防止として設置されているのかとも思ったのですが、
舗装と同色であり、視線誘導としての役割は果たせないような気がしますし、
逸脱防止としても防護柵が設置されている場合は必要ないですし・・・

もし、分かる方がいらっしゃいましたら御教授ください。

コメント

ユーザー nomkei の写真

維持管理のし易さが、その理由ではないでしょうか?

粉塵や投げ捨てられたゴミ等が雨水と一緒に直接側溝へ流れ込むと、側溝に溜まった土砂やゴミを清掃するためには人力となりますし、バキューム車を使用しても費用がかさみます。アスカーブで路肩に雨水を流せば、路肩に土砂が溜まりますが、ロードスイーパーで清掃できます。
側溝清掃の頻度を少なくすることで、コストダウンを図っているのではないでしょうか。

また、側溝の土砂の溜まり具合の確認は、点検車両を一々降りなければなりませんが、路肩に土砂が溜まってくれば、点検車両でパトロールしながらでも把握できますし。