河川管理用通路に沿って、L型擁壁(最大高さ2.0m、延長約12m)を段切りで設置する計画です。
割付を行ったところ、管理用通路天端との縦断整合で、一部の区間だけ擁壁天端が 2〜6cm 程度不足する箇所が生じました。
単純にL型擁壁の高さ種類を細かく増やすこともできますが、そうすると逆に「余分な部分が増える」「高さ種類が多くなりすぎる」など、経済性・施工性の面で非効率になるのではないかと考えました。
そこで現在、“ 不足している部分だけを、数センチだけ現場打ちコンクリートで部分的に嵩上げする ”という対応を検討しています。
ここで下記2点を質問させてください。
①このような “ 局所的な数センチの天端嵩上げ ” は、実務上一般的に行われている対応でしょうか?
それとも、あまり採用されない(避けるべき)方法なのでしょうか?
②数センチ程度の薄い嵩上げを行う際の注意点(ひび割れ、最小厚、施工性など)があれば教えていただけると助かります。
よろしくお願いいたします。


コメント
#10462 Re: L型擁壁の天端調整
鉄筋入らなくて一体化しないので無理だと思います。
プレキャスト擁壁の高さを数センチ変えるのは同じ型枠で行けるので問題ないですよ。
#10463 Re: L型擁壁の天端調整
ご回答いただきありがとうございます。
薄い現場打ちコンクリートでは鉄筋が入らず一体化しないという点、確かにその通りだと思いました。
また、同じ型枠で数センチの変更が可能という点、大変参考になりました。
製造面で問題がないのであれば、高さ種類を増やす対応が最も素直で確実だと感じます。
#10464 Re: L型擁壁の天端調整
工場出荷時に L型擁壁の天端に嵩上げ用の差し筋をしておいてはいかがでしょうか
#10465 Re: L型擁壁の天端調整
おそらく最大H=3m以下の二次製品を使うのでしょう。
それなら製品屋さんに作って貰えば良いと思います。
#10469 Re: L型擁壁の天端調整
現場打ちよりも値段は高いですが、天端勾配に合わせた形状で製造可能です。
#10470 Re: L型擁壁の天端調整
今回は道路用だと思うので高さの変更や嵩上は可能だと思います。
宅造用だと高さを変更すると大臣認定から外れてしまうのでご注意ください。
#10471 Re: L型擁壁の天端調整
構造高さが低いことから重力式擁壁ではダメでしょうか?
#10479 Re: L型擁壁の天端調整
元質問者です。
たくさんのご回答をいただき、誠にありがとうございました。
皆様からの実務的なご意見を参考にしながら、現場での対応方針を整理し、最終的にはL型擁壁の高さ種類を増やす方針としました。
遅くなりましたが以下、各コメント番号ごとに回答をまとめさせていただきます。
#10464様 嵩上げ用の差し筋について
→ そのような手段があるのを初めて知りました。メーカー側で対応してもらえるのか、確認してみたいと思います。
#10465様 二次製品の使用について
→ ご指摘の通り、H=2.0m以下の製品で検討しています。
#10469様 天端勾配に合わせた製造案について
→ “製造段階で天端を斜めに成形してもらえる場合がある”という意味で理解しました。現場で調整を行うのではなく、製造側で勾配に合わせた形状にして出荷していただけるという点、とても参考になりました。メーカー側の対応範囲についても今後確認してみたいと思います。
#10470様 道路用途での高さ変更・嵩上げについて
→ 道路用途であれば問題ないとのご指摘、参考になりました。宅造用途との違いも認識できました。
#10471様 重力式擁壁の代替案について
→ 今回は既設側溝の位置をずらさないという条件があり、重力式擁壁の形状では条件の達成が難しかったため、L型擁壁を
採用しました。
皆様のご意見が非常に参考になりました。
今後も現場条件に応じて最適な方法を検討していきたいと思います。
改めて、貴重なご助言をありがとうございました。