Topshield and baseseal Liquid additive

わたしは パプアニューギニアに14年住んでいます。
道路の状態が悪く 産業発達のネックとなっています。
100キロほどある舗装のされていない道路を 大型機械を導入せず 住民の手で直すことを計画中です。

舗装がないということは 雨量の多い土地柄 今後のメンテナンスがたいへんなことになります。 できたら費用のかからない方法で舗装ができたらと願っているのですが
上記の表題のとおり Topshield and baseseal Liquid additive というアメリカ フロリダの会社の製品を紹介されましたが それでも42kmの舗装で820万円かかります。 

日本にはそのような製品がありますか。ありましたら紹介していただけませんか。

費用のかからない舗装の方法はありませんか。

修理を計画中の道は川にそってあり 周辺は石灰岩がある山道です。

コメント

#1021

 雨季でも自動車が通行可能な道路構造として,「土のう」による未舗装道路整備を研究・開発しています.この手法は,未舗装道路を舗装道路にするわけではありませんが,水浸し状態になる道でも通行可能にできることを,検証しています.究極のジオテキスタイルによる改良です.
 さらに「土のう」利用は,誰にでもできる住民参加型道路改良法です.改修・管理・メンテナンス手法の教育をも含んだプログラムを,今年度から東アフリカで展開します.
 全面改修は無理ですが,4輪駆動でも立ち往生するような区間の改修は,可能と思っています.
 細かいことは,kimura@toshi.kuciv.kyoto-u.ac.jpまで連絡していただければ,何でも対応させていただきます.      京都大学大学院 工学研究科 木村 亮