場所打ち杭のフーチングへの呑み込み長

場所打ち杭にて、帯鉄筋間隔を確保する為に杭体を設計杭天端よりハツリ取りたいのですが、その場合設計では100mmの呑み込みで記載されてるのですが、100mm以下になってしまいます。100mm以下で良いのか?その他の対処法ご存知ございませんか。

コメント

#714

基準では100mmが解説に示されているので統一を取るための数値と考えられるので、杭頭とフーチングの結合計算を照査されれば良い。

#720

匿名投稿者 による「」への返信

 部門によって(道路、鉄道、水路、ガス橋など)によって基準が異なるのかも
知れませんが。。。

 私の知っている鉄道関係の構造物では、杭頭、フーチング、柱下部を剛体とし
て設計しており、その前提として、杭頭の呑み込み深さが標準的数値であること
が必要です。

 厳密には、必要部分の供試体を作成し、実際に潰してみて安全性を確認するの
がベストです。
 とは言っても、諸般の事情(予算、工期など)により試験ができないのであれ
ば、(1)スケールダウンした供試体の強度試験を行うか、(2)適切な方法で
モデル化し、解析によって安全性を担保するのがよいと思います。

 知ったかぶりをして失礼いたしました。

#721

自分のコメントにコメントする形で恐縮ですが。。

 状況が理解できていないため確認するのですが、
「帯鉄筋間隔の確保のため」杭頭をはつる、という
ことですが、そもそもの原因は何でしょうか?

(1)もともとの図面が帯鉄筋の間隔を留意しない
  ものになっている。

(2)場所打ち杭の施工誤差(杭の沈込み?)によ
  り、杭の主鉄筋の天端が設計よりも深い位置に
  ある。

ぐらいでしょうか?

 場合によっては、フーチングの下面の高さを現設
計より深くする、というのも手かも知れません。
(フーチング下面を下げ、上面はそのままとし、設
計よりもよりフーチングの剛性を上げる。フーチン
グはおそらく剛体として設計されているので、設計
上の問題はないと思われる)

 いかがでしょうか?