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総務省関東総合通信局は、地すべりなど危険箇所において、防災対策などに多数の需要が見込まれる地上設置型合成開口レーダーの活用事例を紹介するセミナーを下記のとおり開催しますので、お知らせします。
本セミナーでは、今年度開催した「17GHz帯地上設置型合成開口レーダーの周波数有効利用技術に関する調査検討会」(座長 福地 一(公立大学法人首都大学東京 教授))の検討結果の概要を始め、広く世界で活用されている衛星及び航空機搭載型の合成開口レーダーの活用事例なども紹介することにしています。
合成開口レーダーは、地形調査、地質調査、変動調査等の様々な観測に活用されており、地上設置型のGB-SARは、雲仙普賢岳の溶岩ドームの変位観測や宮城県栗原市の地滑り観測などに利用されています。
今後、土砂災害や地滑りなどの危険箇所の観測や人工構造物の老朽化に伴う変位・振動観測などへの活用が期待されています。
1開催日時: 平成25年3月13日(水)13:30~17:00
2開催場所: スタンダード会議室 五反田店 5階ホール (東京都品川区西五反田2-21-1 五反田Kビル)
http://gotanda.spaceuse.net/
3主催 : 総務省関東総合通信局
4内容 テーマ「地上設置型合成開口レーダーの活用と期待」
○主催者挨拶 13:30~13:40 ・吉田 靖 (総務省関東総合通信局 局長)
○基調講演 13:40~14:10 『合成開口レーダーによる都市域の観測』
・福地 一 (公立大学法人首都大学東京システムデザイン研究科航空宇宙システム工学域 教授)
○成果報告 14:10~14:25 『17GHz帯地上設置型合成開口レーダーに関する調査検討会』
・中里 光弘(エヌ・ティ・ティ アドバンステクノロジ株式会社)
○講演1 14:25~15:05 『地表設置型合成開口レーダー(GB-SAR)と災害モニタリングへの応用』
・佐藤 源之(国立大学法人東北大学 東北アジア研究センター長)
○講演2 15:20~15:50 『航空機搭載SAR(Pi-SAR2)による地表面計測』
・浦塚 清峰(独立行政法人情報通信研究機構 電磁波計測研究所センシングシステム研究室 室長)
○講演3 15:50~16:20 『地上型レーダーを利用した実橋梁モニタリング』
・水谷 司 (国立大学法人東京大学 大学院工学系研究科社会基盤学専攻 橋梁研究室)
○講演4 16:20~16:50 『航空機搭載小型合成開口レーダーの開発と運用』
・能美 仁 (アルウェットテクノロジー株式会社 代表取締役)
○閉会 16:50~17:00 鈴木 孝征 総務省関東総合通信局 無線通信部長)
5対象者: 合成開口レーダーに関心のある方ならどなたでも
6定 員: 100名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
7申込み〆切 : 平成25年3月11日(月)17時必着
8参加費 : 無料
9申込み方法 : 参加ご希望の方は、下記発表HPに掲載されている参加申込書に必要事項を記入の上、FAXもしくはE-mailにてお申し込みください。
<申込先> 総務省関東総合通信局 無線通信部企画調整課
(FAX) 03-6238-1739 (E-mail) info_kikaku@soumu.go.jp
(TEL)03-6238-1732 (担当:本郷、佐々木)
<発表HP(平成25年2月20日)>
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/01sotsu03_01000037.html
※関連HP:(平成24年7月19日発表)
「17GHz帯地上設置型合成開口レーダーに関する調査検討会を開催」
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/if/press/p24/p2407/p240719kc.html