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第26回都市防災推進セミナー配信のご案内(申込受付中11/19締切)
第 26 回 都市防災推進セミナー(オンライン配信)
「建設廃材を資源に変える事前防災の提案と、地方公共団体における防災対策」のご案内
■テーマ : コンクリート塊で海底に高さ30m程度の「小山」を造ると、海流に変化が生じ、海中植物の光合成が活性化してCO₂が吸収(ブルーカーボン)され、連鎖的に魚が
増える仕組みを利用した人工海底山脈(マウンド礁)は、1995年以来、水産庁と6県により全国に17基が設置され、漁獲量の増加に大きな効果を上げています。
他方、公共施設の老朽化に伴い解体時に発生するコンクリート塊は、細かく破砕してリサイクル処理されますが、この従来の処理方法では、多額の費用と時間、膨大なエネルギー(CO₂)が生じます。
また、地震等で大量発生する災害廃棄物の処理主体は市町村であり、広域かつ早急な災害対応に追われ繁忙を極め、災害廃棄物のうち有用なコンクリート塊でも、
従来の方法により処理されることで、処理期間が長期化し、迅速な復興の妨げになっている現状があります。
そこで、平時から都市で発生するコンクリート塊を再資源化し、海の環境安全性を確保した上で人工海底山脈に利活用することにより、災害時においても短期間の処理が
可能になるだけでなく、地域の漁業振興、処理費用の削減、ブルーカーボンにも寄与する「事前防災」の提案と、地方公共団体における防災対策の2つをテーマとしております。
■主 催: 公益社団法人 全国市有物件災害共済会、NPO法人 東京いのちのポータルサイト
■後 援: 総務省消防庁、内閣府政策統括官(防災担当)、国土交通省、環境省、東京消防庁、東京都、全国市長会、全国市議会議長会、(公財)日本都市センター、(公社)土木学会、
(国研)防災科学技術研究所、(一社)日本建築学会、(一財)日本建築防災協会、 (公財)日本消防協会、(一財)日本防火・防災協会、(一社)廃棄物資源循環学会
■対 象 者: 都市防災関係職員/消防関係者/地域の防災関係者/どなたでも受講ができます
■受 講 料: 無料(視聴のための申込登録が必要です)
■配信期間:令和6年12月6日(金)~令和7年1月31日(金)
■申込フォーム:https://www.city-net.or.jp/contact_bousai_seminar
セミナー配信情報 都市防災推進セミナー申込みフォームから11月19日(火)までにメールアドレス等を登録してお申込みください。
お申込みの方には、後日メールアドレスに受講用URLを送信いたします。
■視聴方法:YouTube(限定公開)を利用した配信となりますので、インターネット回線が安定した環境下でご視聴ください。
■セミナー資料:配信開始以降、本会ホームページから閲覧、ダウンロードできます。
プログラム:
1 基調講演
「防災対策について」(30分)
総務省消防庁 国民保護・防災部 防災課長 田中 昇治氏
2 基調講演
「新たな廃棄物戦略で国土の事前復興を~3Rに4番目のR:Resourceの処理ルートを~」(50分)
東京都立大学名誉教授 中林 一樹氏
環境省・災害廃棄物対策推進検討会委員
3 特別講演
「陸と海をまたがるコンクリートの資源循環で脱炭素と水産増殖など一石四鳥を」(40分)
東北大学災害科学国際研究所特任教授 西川 智氏
元国土交通省土地・水資源局水資源部水資源政策課長
元内閣府防災参事官
4 特別講演
「海の生態系を活性化し魚を増やし早期復興を促す人工海底山脈」(40分)
首都防災ウィーク・シティコン海底山脈事業部長 鈴木 達雄氏
5 特別講演
「事前復興と、災害時の被災者・救援者の健康管理」(30分)
弘前医療福祉大学保健学部看護学科教授 板垣 喜代子氏
(災害看護学・精神看護学)
6 パネルディスカッション
テーマ「建設廃材を資源に変える事前防災の提案と、地方公共団体における防災対策」(45分)
<コーディネータ> 跡見学園女子大学観光コミュニティ学部 教授 鍵屋 一氏
<パネリスト>田中 昇治氏、中林 一樹氏、西川 智氏、鈴木 達雄氏、板垣 喜代子氏
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