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令和3年度 前田記念工学振興財団 研究助成および顕彰の募集開始

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公益財団法人 前田記念工学振興財団では、工学(土木分野・建築分野・i-construction分野)に関する学術研究に対する
助成、研究者に対する顕彰、国際的な発表会、シンポジウムに対する助成等の事業を行っています。
本年度より情報通信技術を活用した建設技術が対象範囲の「i-construction分野」を各事業に加えました。(本分野の技術
範囲等は、下段「Ⅳ.新分野の設置」を参照)
このたび、8月24日(月)より令和3年度の受付を開始しましたので、応募される方は当財団ホームページ
https://www.maedakksz.or.jp)の当該サイトに掲載の募集要項にしたがい、応募申請書を提出してください。
            
Ⅰ.研究助成事業
 1.従来型研究助成
    工学(土木分野・建築分野・i-construction分野)の独創的な研究を行う研究者、または研究グループを
    対象に研究費の助成を行います。
     応募資格: 我が国の大学、その他研究機関等に勤務し(雇用関係があり)、研究活動に従事する研究者
           (大学院生、専攻科生等は対象となりません)
     助成件数: 土木分野・建築分野・i-construction分野  併せて27件程度
     助成期間: 令和3年4月より1年間
     助成金額: 1件100万円以内
     募集期間: 令和2年8月24日(月)~10月9日(金)12:00到着分まで
     参  考: 前年度(令和2年度)の採択率は30%でした。

 2.特別研究テーマ:「将来課題発掘のための工学的研究」
    海外を実際に巡り各国に潜在する課題を把握し、これを解決するための工学の将来課題を発掘する研究を行う
    グループに助成を行います。
     助成対象: 大学工学系及び工業高等専門学校の学生、院生による2人以上の7グループ程度
     助成金額: 1グループ100万円以内
     募集期間: 本年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止より、募集開始は未定です。

Ⅱ.顕彰事業
   我が国における基礎研究の振興並びに若手研究者の育成を目的とし、優秀な博士論文を選考し表彰します。
     対 象 者:2017年4月1日~2020年3月31日までの間に、わが国の大学院において博士の学位を取得した者。
     前田工学賞:土木分野・建築分野・i-construction分野 各1名   賞状と賞金100万円/人 贈呈
     山田一宇賞:土木分野・建築分野・i-construction分野 各2名程度 賞状と賞金 50万円/人 贈呈
     募集期間: 令和2年8月24日(月)~10月9日(金)12:00到着分まで
     参  考: 前年度(令和2年度)は15名の応募の中から5名が受賞されました。

Ⅲ.国際会議助成
   我が国で開催される、土木・建築・i-construction分野に関する学術的な国際会議(研究集会、シンポジウム、
   セミナー等を含む)の開催に要する経費の助成を行います。
     助成会議: 令和3年度に我が国で開催される、土木・建築・i-construction分野に関する国際会議
     助成金額: 土木・建築・i-construction分野・共通 合わせて2件程度、100万円/1件
     募集期間: 令和2年8月24日(月)~11月6日(金)12:00到着分まで

Ⅳ.新分野の設置(令和3年度より)
   従来の土木・建築分野である意匠、構造、材料、土質、設備、施工、歴史、都市計画といった技術分野に加え、
   昨今目覚ましく進歩しているロボット・機械技術、AIなどの情報技術や5Gといった通信技術などを土木、
   建築分野の技術と融合させることで工期短縮、少人化、生産性・安全性の向上、コストダウン、機能向上など
   多くのメリットを生み出すことが可能となってきています。
   そこで土木・建築など社会インフラのライフサイクルに寄与する、ロボット化・機械化技術、情報技術、通信
   技術を活用した技術分野として「i-construction分野」を新しく追加しました。

   ◆「i-construction分野」の技術範囲
    社会インフラや建築物の計画、設計、施工、保守管理、運用に至る全てのライフサイクルを対象とした、
    建設業の高度化・高信頼化、および国土・地域・都市・建築にかかわるイノベーションに寄与する情報
    通信技術を活用した建設技術を対象範囲とします。
     具体的技術の例
     ①計   画: プロジェクト計画,プロジェクトシミュレーション、等
     ②設   計: 計画ツール,VR・AR・MR・SR、BIM/CIM、等
     ③施   工: 施工計画・管理,センシング・モニタリング,自動化・ロボット化・機械化、
             パワーアシスト、UAV、CPS、5G、等
     ④保守・運用: プロジェクト情報管理,施設維持運用管理、FM、等

 詳細は財団ホームページを参照してください。
  https://www.maedakksz.or.jp

 《お問合せ先》
   公益財団法人 前田記念工学振興財団
   〒102-0073 東京都千代田区九段北4-3-1 一口坂中央ビル
   Tel 03-3222-6481  E-mail kinen.zaidan@jcity.maeda.co.jp

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