寒中コンクリートの養生期間について

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2007版コンクリート標準示方書の寒中コンクリートの養生について質問します。
解説 表12.6.1 の表を基に温度制御養生を行い、その後2日間をコンクリート温度を0℃以上に保ちます。
もちろんその間湿潤養生も同時に行い、湿潤養生期間は、表8.2.1も満足する必要があるため、
引き続き湿潤養生を継続します。

ここからが質問内容です。

質問①
表8.2.1には、日平均気温5℃以上からしか表記が無く、5℃以下になる場合は何日間湿潤養生を行えばよいのでしょうか?
(温度制御養生期間後は外気温が養生温度になるため、5℃以下になることが考えられる)
または、表8.2.1の間は養生温度を5℃以上に保てという解釈なのでしょうか?
しかしその場合、表12.6.1の意味が無くなってしまうと思います。

質問②
日平均気温が4℃以下の場合は寒中コンクリートとしての施工を行いますが、
打設日は気温が高く該当しないが、その後24時間以降に日平均気温が4℃以下になるような場合は、
どのような養生(養生温度・日数など)を行えばよいでしょうか?
個人的には打設日の温度は関係無く、解説 表12.6.1の間は養生温度5℃以上を保つ必要があるのかなと思っています、、、
しかしそれだと、そもそも寒中コンクリートの定義が違ってきますが。
でもどこにも『打設日の日平均気温が4℃以下・・・』打設日とは書いてないんですよね。
普通に捉えたら打設日の事だと思うのですが。

実際の現場の管理ではなく、標準示方書の解釈についての回答をお願いします。

コメント

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5℃を下回らないように養生してください。凍結して強度が出ないですよ。

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質問①
寒中コンクリートの中に「湿潤養生」は書いてないと思います。
質問②
初期凍害を受けなくなるまでの期間、保温養生、給熱養生(5℃以上に保つ)を行うと書いてあると思います。

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①8.2.1の養生期間の疑問は私も同意です。実務としては、別途給熱自養生を行っているので表の最長基準(高炉・5℃以上)の12日に合わせて行っています。と私なら説明します。
②12.6.1の表について、当日の気温で準備することがそもそも不可能なので、長期的には月平均気温から計画準備をしておき、短期的には週間天気予報から養生が必要か判断しています。
他の回答者様も述べていますが、大切なのはコンクリートを凍らせない事です。
万が一というか、低温となる事が予想できる時期には準備しておくべきと考えます。
もちろん発注者との協議で養生の費用を見てくれるかの確認も業者としては大切です。
質問にはありませんが「W/C=55%の場合の標準を示した。W/Cがこれと異なる場合は適宜増減する。」をどうしたらいいか分かりません。