橋台設計における死荷重反力

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今年から建設コンサルタントで働き始めた新人です。
現在、橋台の安定照査を行っているのですが、橋台の死荷重反力が49.3kNと算出されて100kNラウンドで丸めようと考えているのですが、これは妥当なのでしょうか?
以前に死荷重反力は安全側に見るために一般的に100kNの切り上げで丸めるということを教わったのですが、49.3kNを100kNにするのはさすがに大きく見過ぎなのではないかと考えています。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

何に書いてるわけではないですが、100kNラウンドでやってるところが多いですね。
ただ今回の場合は49.3kNと反力が通常より小さいので10kNラウンドで50kNが60kNでもいいですね。

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解答ありがとうございます。
やっぱり今回の場合100kNラウンドでは大きく見過ぎなんですね。
10kNラウンドで50kNにしようと思います。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

丸め方としては50kNとか60kNが妥当だとは思いますが,その前に橋台反力が49.3kNって合ってますか?たったの5tonです。設計軸重にも満たないし歩道橋としても3kN/m2で考えたら17m2でこの値になります。まして死荷重もありますし。
丸め以前に橋台反力の値が本当に正しいか,確認するのがいいと思います。

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すみません、説明を大分省いていました。
今回の設計が橋梁の架け替えなのですが、既設の橋台の前面に新設の橋台を設置するのですが、既設と新設の間に踏み掛け版を設置することとしています。踏み掛け版の支持位置が新設橋台の背面受台と既設橋台の橋座面ですので、載荷されるのは踏み掛け版の重量になります。橋梁の設計ではないので、活荷重は考慮していません。単純に踏み掛け版の重量のみを載荷しています。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

先ほどコメントした通りすがりです。
そういう事情ならあえて丸めることもなくて,計算値である49.3kNをそのまま使ってもいいでしょう。あるいは今の道路橋示方書なら荷重係数1.05を乗じる方がいいかもしれません。
ただ,踏掛板なら輪荷重も載ると思いますが,それはいいのでしょうか。

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先ほどはありがとうございました。
丸めずに、計算値をそのまま使うこともあるのですね。荷重係数を乗じることがあるのは、安全側の設計を行う必要があるからでしょうか?
今回の橋梁は、歩道橋ですので輪荷重は考慮していないです。
車道橋の場合なら輪荷重を考慮する必要があると考えています。輪荷重の解釈はこれで合っていますか?

ユーザー 匿名投稿者 の写真

通りすがりです。
荷重値が確定しているならそのまま使うことは普通にあります。荷重係数は安全側に設計するために用いますが,普通は示方書などに標準値があるので,それを使えばいいでしょう。
輪荷重は車両の荷重なので,歩道橋なら考慮する必要はありませんね。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

踏掛版は要りますか?

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今回の交差条件でため池内の設計でして、水位変動が激しくあり橋台が池内につくられることもあり、裏込め土砂の流出がした際の対策として入れています。あと、今回の橋梁が緊急避難路であるので地震時に道が通行不可にならないようにという理由もあります。