可動支承の場合の静摩擦係数について

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橋台設計を行うにあたって、地震時に上部工の水平反力を出す際に固定支承は死荷重反力に設計水平振動を乗じて算出、可動支承は上部工重量に静摩擦係数を乗じて算出という算式が、道示に示されているのですが可動の場合の静摩擦係数は一般的に0.15を用いると聞いたのですが、0.15を用いる根拠がどこを調べても載っていません。根拠資料となるものがあれば教えていただけないでしょうか?

コメント

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ひとつ前の道路橋支承便覧(H16.4)のP.24に可動支承の摩擦係数の表が載っています。
また、同便覧、P.41にパッド型ゴム支承を可動支承として用いる場合の水平力の算定方法として、摩擦係数0.15を便宜的に用いていたとの記載があります。

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ご存じだと思いますが、少し指摘をさせていただきます。

固定側は上部構造の重量に設計水平震度を乗じたもの。
可動側は死荷重反力に静摩擦係数を乗じたものと上部構造重量の1/2に設計水平震度を乗じたもののうち小さい方。

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可動橋台の場合は静摩擦力だけですよ。道示Ⅴ p.72

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教えていただきありがとうございます。
恥ずかしながら、可動側の水平反力に用いる値は死荷重反力に静摩擦係数を乗じたもののみと思い込んでいました。
示方書を確認したら、しっかりと説明していただいた通りに記載がありました。
ご指摘ありがとうございます。