セメント凝結試験について

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 2002年度制定のコンクリート標準示方書(基準編)において、セメントの凝結試験は、JIS R 5201−1997 セメントの物理試験方法と その付属書1の両方で規定されています。
 しかし、始発時間の計り方が、JISでは始発針が底面からおよそ1mmでとまるときを始発と定めているのに対し、付属書1においては、針と底面の距離が4mm±1と規定されています。 この違いは何によるものなのですか?
 そして、土木業界ではどちらが主に採用されているのですか?
 よろしかったらみなさん教えてください。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

 セメントのJISで本体と附属書の規格が違うのは、多分附属書がISO規格をそのまま保ってきているためではないかと思います。実際に使っているのは、本体の方法だと思います。この辺は、多分1997年のJISR5201の解説あたりに書いてあると思いますが、残念ながら手元にないので、わかりません。詳しく知りたければ、セメント協会に聞くのが速いです。tel:03-3914-2691
 JISR5201の凝結試験は、土木屋さんはまずやらないと思います。ほとんどは、セメント屋さんが製品管理のためにやっています。
 土木屋さんがやるとすると、コンクリートの凝結試験で、これは、JIS A 1147に示されています。