街路照明基礎の設計と施工

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道路設計を行なっている者です。
現在、東京都の街路設計を行なっているのですが、照明基礎の施工方法について、ご意見をお聞かせください。
東京都の図集では、スパイラルダクト(φ500)を土中に設置し、柱状のコンクリート基礎の型枠代わりとしているようです。根入長は、支柱の長さによもよりますが、1500mmから2000mmです。
私自身、このスパイラルダクトおよびコンクリート基礎は、土中に構築する”杭基礎”考えておりましたので、施工法として、①ダクト径+100mm程度を削孔、②ダクトの挿入、③支柱の立込み、④コンクリートの打設、⑤ダクトと現状地盤間の砂やモルタル等による埋戻し、順に行なうもと考えておりました。
しかし、東京都からの指示では、オープン掘削により、スパイラルダクトの地上に露出させ、基礎を構築後に、周りを埋め戻すのが一般的、とのことです。この手法は、構造物を構築するときの手法と同じです。
この手法では、基礎周辺の地盤が緩み、杭構造としての前面抵抗を見る事が難しくなると考えますし、そもそもスパウラルダクトを用いる意味がない様に思われます。もし、この手法であれば、標識の様な矩形のコンクリート基礎が必要になると思います。
一般的なご意見をお聞かせ頂けませんでしょうか。よろしくお願いします。

コメント

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・昔からそのように施工しているかが仕様が古くて選定理由が発注者も不明、埋戻しさえ正しく行なえば今まで問題となったことはない
・安いから
・埋め立てが多掘削してみないと土質の状態が不明
・スパイラルダクトは地下水があるばあいのコンクリート打設対策

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貴重なご意見、ありがとう御座います。
東京都内の場合には、地盤状況は不明であることは、確かですね。
正しく、良質な土で埋め戻せば問題ないと判断して良いかもしれません。

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東京都はよく知らないですが、国土交通省などの矩形・円形基礎については次のようです。
照明柱や標識柱はH8年道路橋示方書のケーソン基礎で設計しており、通常周面(側面)N値は5程度を使用します。
これから、施工法はオープン掘削で埋め戻しを十分締め固めれば、設計基準を満足します。

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N値5以上を確保できる、地盤、締め固め状態であれば、との条件を
役所側に伝えてみます。
そもそも、ケーソン基礎、との考えが役所側にあるのかも、確認して
みます。
貴重なご意見、ありがとう御座いました。

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あなたの言われる方法の方がいいと思う。実際そうしてるし。(民間だけど)