「学者の良心、記者の良心」と題する記事

セクション: 
|
タグ: 
ユーザー 匿名投稿者 の写真

今回中国成都市まで、土木学会他4学会の代表団に同行された産経新聞の福島香織記者が
「学者の良心、記者の良心」と題する記事を掲げておられます。
なぜ、学会が地震関係5学会の連絡会議を立ち上げたか、また今回被災現場の帰国報告を
行わないのかなどに触れています。

http://sankei.jp.msn.com/world/china/080605/chn0806050259003-n1.htm

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

ご紹介の記事,読みました.
そこで,ちょっと感じたことを・・・

濱田さんは「大災害を何度も経験しているのに,なぜ被害を防げない.研究者は
何してる?」とか「くだらない調査より先に,技術者として被災地を救うことを
やろう,とよびかけた」などと話されたそうで,そのことについて,記者さんは,
「研究者,技術者の良心に問いかける言葉だったと思う」と感じたと話しておられ
ました.

しかし,被災地に行った際,濱田さんのように「被災地を救うことをやろう」と
感じるのは,技術的なことを何にも分からない人だって,「血も涙もある人」
だったら,当然の良心であり,研究者,技術者特有のものではないと思うんです.

じゃあ,「研究者,技術者であるからこそ持ちうる,特有の良心」ってなんで
しょうと考えてみることが必要かと思いました.