幅の広い橋台に関して

現在幅40mの道路橋橋台を計画しています。道路橋示方書内には竪壁にひび割れ誘発目地(Vカット)が必要との記載は有りますが、幅が広い為伸縮目地を入れて躯体を構造的に分ける必要性もあるのかと考えております。
伸縮目地に関する記載は少なく宮城県資料に4車線以上で上部工が上下線独立構造の場合は伸縮目地を設ける、との記載を見つけた程度です。
実際40mの幅が有るからという理由で伸縮目地を設ける必要は無いのでしょうか?
ちなみに場所は佐賀県です。
考え方や基準書等何かご存じの方がいたらお教えください。

コメント

#10607

九州地方整備局の土木工事設計要領(道路編-橋梁設計)に橋台の目地(Vカット)についての記載があります。

#10608

回答ありがとうございます。
おっしゃる通りVカットの記載は有るので、それについては配置しようと考えているのですが、伸縮目地で構造を分割する必要は無いのか悩んでいるところです。
通常擁壁等では15m程度で伸縮目地を設けると思いますが、橋台の場合はどうするのかと思いまして。

#10610

幅員構成としては歩道2m,路肩2m,車道3mの両側分で14mですが、交差点部にかかるため特大の隅切りが両側13m分付いて40mになります。
伸縮目地が必要となれば中央に目地を入れ上下線別々にすることも考えますが、そもそも伸縮目地がいるのかいらないのか、という疑問です。
ちなみに桁幅は30m程度でプレテンホローを考えていますが、横締めも30m幅一発で問題無いそうです。

#10611

上部工が一体式で橋台を伸縮目地で分割した場合、分割された各橋台躯体の変形
や不同沈下、挙動の差によって、上部工支承部やパラペット(胸壁)との不陸・
干渉が生じ、伸縮装置や想定しない反力差から支承の損傷リスクが高まります。
上部工が一体式の場合は、橋台も分割せずに一体式にするのが一般的ではないか
と思います。

40mの幅広橋台なので、温度応力解析を行って温度ひび割れに対する照査が必
要になってきます。(誘発目地:断面欠損率50%程度、低熱セメントの使用等。
条件によっては、照査省略も可能。)
実際のところ、単純なVカットを10m程度に配置するだけではひび割れを制御で
きません。Vカット以外の箇所でひび割れが発生した事例を何度も見ました。