数量集計について

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ユーザー  36歳で異業種から建設業に転職した者 の写真

ある公共工事を積算ソフトを使用して積算したのですが、積算ソフトの集計機能を使って、生コンクリートの集計をしたところ、設計書に記載されている数量の合計よりも多く集計されました。
建築の積算では、設計数量や所要数量といったように施工上の損耗を予め見積もった数量があることは、ネット検索で出てきたのですが、
土木工事の場合も、所要数量といった概念が存在するのでしょうか。もしくは施工パッケージの中で、損耗量を見越した計算をするのでしょうか。

どなたかご知見をいただければ幸いです。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

「ロス率」というのがあります。損耗量のようなものです。
詳しくは土木工事標準積算基準書をご確認ください。

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令和6年度版 国土交通省土木工事積算基準(黄本)をもう一度参照すると、
コンクリート工に「標準ロス率は、無筋構造物が+0.07、鉄筋構造物が+0.03、小型構造物が+0.06」とありました。見落としておりました。
設計書上の数量は、積算ソフトの材料費集計機能を使うと、設計書上の数量×1.07ほどされている数量になっておりましたので、集計機能をつかうときに、このロス率をかけているのかなと思いましたが、
通常、設計書上の数量というのは、あらかじめロス率を乗じて算出していないのでしょうか?

ユーザー 匿名投稿者 の写真

積算ソフト上で考慮されるため、数量計算でロス率を考慮することはしていません。

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承知いたしました。
どうしても腑に落ちなかったので、ご意見いただきありがとうございます。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

路盤などでもそうですが、数量計算では出来形量(いわゆる実数)をしましますが、積算では必要な砂利量は締固め率を考慮して算出しています。
数量が1m3だと、積算では1.03m3位です。1.03は車道、歩道で違い、その違いは密度管理基準が違うからです。

コンクリートも同じ事です。