曲線状の鉄筋の加工について

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平面線形が曲線状の区間にL型擁壁等を計画する場合に、その擁壁も曲線状とすると、配力筋方向の鉄筋を曲線状に加工する必要が生じます。
そこで、鉄筋加工において、一般的に加工が可能なRの上限値などは存在するのでしょうか。

コメント

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「曲線に加工」とは、Rは相当小さいのでしょうか?
例えば曲線BOX(時にクロソイド含む)の場合、底版配力鉄筋が一本ごとにRが違うので加工しようとすれば大変です。実際には、構造物外形位置を決め、そこからかぶりを確保できるよう、また所定の間隔を確保できるよう、たわませて配置するのでしょうね。つまりその施工方法の場合、鉄筋径毎に「たわませ配置できる範囲」がRの下限値になると思います。
高速道路のランプ部BOXでは、中心線でクロソイドを含むR40程度(つまり内側ではもっと小さい)は施工事例があることを把握しています。施工は大変とは思いますが。
そういうレベルではないRの場合は、車道幅員を内包する折れ線を提案しています。民地境界なら幅杭も折れ線ですものね。
「そういうレベルではないRの場合でかつやむを得ずRとする必要がある場合」については、残念ながら経験がありません。

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回答有難うございました。

検討対象となった構造物は2種類ありまして、1つは道路の路側部で、もう一つはらせん階段です。

道路の場合については、通常の曲線半径なので、施工(加工)は可能だと思いますが、omu様がおっしゃっている様に1本ごとにRが異なるので、実際のところ実績がどれくらいあるのだろうかと思っておりました。
らせん階段についても、本当の意味での加工可能な下限値は直角フックなどのR値だと思っておりますので、これも施工は可能だと思っております。

一般的に考えて、施工屋さんからクレームがくるレベルはどれくらいなのかと思い投稿しました。

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下限値はありますが上限値はないですよ 労力と時間とお金が必要なだけです

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やはりそうですよね。
回答有難うございました。