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コンクリート標準示方書性能照査編(2002)における収縮について
3.2.8の(解3.2.3)においてRH=75(%),V/S=175(mm),W=163(kg/m3)とした場合の収縮歪みの最終値ε’shは15.5×10-5になるかと思います。これは,普通コンクリートにおいての(自己収縮がある程度小さい場合の)収縮全般を含む値と理解してます。
一方, (解3.2.6)における式により乾燥収縮,自己収縮を足し合せる場合の乾燥収縮を算出します。RH,V/S,Wは同じ値を用いてα(11:普通コンクリート),f’c(28)を50(N/mm2), to=1とした場合,η=0.006,ε’dsρ=445.22×10-6となり乾燥収縮の最終値ε’ds∞は442.47×10-6となります。この値は比較的(解3.2.3)による算出値が自己収縮が小さく乾燥収縮が大半を占める場合とすれば同等なるはずと考えていましたが,かなり大きく異なりました。何か私が考え違いをしているか教えていただきたいのです。よろしくお願いします。