昨日のトンネルの収縮の件、もう少し教えて下さい。

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昨日は、トンネル収縮の件、早速教えて頂きありがとうございました。
もう少し教えて下さい。

山岳トンネル、出来て20年、幅員8m、地山は安定
気温変化(夏、冬:30°〜−5°)と想定した場合

一般的に、トンネルの伸縮(外気温による)は

縦断、横断方向にどの位が考えられますか? 教えて下さい。
 

コメント

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前回の質問でも、親切な人がいろいろ書いてあげてたこと理解していますか?
私じゃなく、2人目の人が優しく説明してあげてたじゃないですか。
あの人が書いていた単語をググって調べるだけでも、充分に理解できるはずなんだけど?

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何のために調べているのかわかりませんが、実務レベルではほとんど問題にならないくらいだと思います。

素人考えですが、トンネルというのは岩盤中に穴を掘った空洞のことを言うのですから
トンネルの伸縮=周囲の岩盤(山自体)の収縮と言えるのでは?

トンネルの長さが1kmあったとしても、
たとえ夏と冬の気温差が40度近くあったとしても、
温度による伸縮で、1kmの山道が1mも伸び縮みするなんて話、聞いたことありますか?無いですよね?

トンネル断面方向には、もしかしたら多少あるかもしれませんが、
それは覆工コンクリートが地山(吹付コンクリート)と縁が切れている場合で、
その場合でもどちらかというと温度収縮によるひび割れのほうが問題になると思います。
ちなみにコンクリートの熱膨張率は12×10^(-6)[1/゜C]というレベルですから
8mの幅で40度の温度差としても、膨張率は8×40×12×10^(-6)=0.004m(=4mm)という微々たるものだと思われます。

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 横断方向の収縮は内空変位量のデータで見当を付けることが出来る.平面線形によって異なるが,トンネルは約10mごとに打継目を設ける.覆工にクラックがない場合,縦断方向の変位は打継目の変位のデータがあれば見当を付けることが出来る.
 内空変位のデータは例えば,「道路トンネル維持管理便覧」(1993)のp43に5年分の変位グラフが載っている.積算寒度590℃day で30mm〜40mm 位”収縮”している.
 縦断方向のデータも探せば公表されているものがあるかも知れない.

 この手のデータは鐵道総合技術研究所の「トンネル補強・補修マニュアル」(1990)に幾つか載っているはず.ただし,クラックが入っていないトンネルで観測した事例は多分見あたらない.なので,計算するのが一番早い.