敷きモルタルについて

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2次製品の据付時、調整用に敷きモルタルを使用するのですが、設計図書には1:3モルタルとあるが、空練(水分を加えない)でよいのでしょうか

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

空練でOKです。タイル張りの場合は水を加えペースト状にし施工する場合もありますが
二次製品の規模がわかりませんが、もし、重量物の場合は、鋼製ライナー等調整材を合わせて使用することをお勧めします。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

1:3モルタルと空練のそれとは圧縮強度にかなりの違いがありますが、問題はないのですか?

ユーザー nomkei の写真

構造体の一部ではないので、沈下と滑動に対する抵抗性を満足していれば良いと思います。早い話、基礎地盤の強度以上あれば良いと言うことになります。空練りモルタルが沈下するほどの荷重を掛けた場合、先に地盤が沈下してしまいます。

練りモルタルでは、硬化するまでに沈下して隙間が出来ますので、荷重が均等に伝わらない可能性があります。鋼製ライナーなどの部分に荷重が集中してしまい、二次製品にひび割れが発生するかもしれません。

強度について余談になりますが、一軸圧縮強度試験は側圧がありませんので、ある強度でせん断破壊が起こります。しかし全方向から均等に力が作用すれば収縮はしますが、どこまでもせん断破壊は起きません。同じように、空練りモルタルも一軸圧縮強度が小さいでしょうが、敷きモルのような側圧のある場合は、一軸圧縮強度以上の耐力を有すると想像できます。

ユーザー ik190 の写真

公共工事ですと積算方法で空練りと水を加える場合で積算単価が違う場合があります。
一度発注者に確認した方が良いと思います。
但し最近は二次製品の施工費にモルタル費が含まれているので明確な返答を得られないかもしれません。