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L型擁壁の安定計算について
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L型擁壁の安定計算において土圧は仮想背面に作用するものとし、
壁面摩擦角も土と土の値を用いると思います。
上載荷重10kN/m2について、転倒の照査時にはより厳しい条件として、
仮想背面より背後に載荷するものとして土圧を算出しますが、
このときの上載荷重の考え方について教えてください。
このとき、土圧を算出する際に用いる上載荷重は10kN/m2としますでしょうか。
それとも、仮想背面の上載荷重から底版上面での換算荷重を求め、
それを土圧算出時の上載荷重とするのでしょうか。
転倒に対して厳しい条件として仮想背面より背後に載荷するケースで計算ソフトを用いて計算しましたが、
計算結果を見ると竪壁背面から載荷するケースの方が厳しい結果となっていました
(仮想背面より背後に載荷するケース方が偏心量が小さくなっていました)。
何が原因か計算書をみていると、どうやら仮想背面より背後に載荷するケースでは計算プログラム上、
底版上面での換算荷重を求めて(確か4kN/m2程でした)、それを上載荷重として土圧を算定しているようで、
そのせいで土圧が小さくなり、結果的に偏心量が小さくなっているようでした(上載荷重を10kN/m2ではなく4kN/m2で計算してる)。
転倒に対して厳しい条件として仮想背面より背後に載荷するケースを行いますが、
こちらの方が安全性が高い結果となる(竪壁背面から載荷するケースに比べて偏心量が小さくなる)
のはおかしいなと思いつつ、プログラム上そうなってしまうのなら底版上の換算荷重を用いて
土圧算定するのが正しいのかとも思えてきています。
指針等に仮想背面より背後に再開する場合の土圧算定方法について
明確な記載がないことから、考え方を教えていただきたいと思い質問させていただきました。
よろしくお願いいたします。
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