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第36回 可視化フロンティア「PIV講習会2019-2 」のご案内
第36回 可視化フロンティア「PIV講習会2019-2 」
~可視化情報学会CPDプログラム(技術士継続教育)~
本講習会はPIV(粒子画像流速計測法)に関する技術情報を提供することを目的としています.
PIVシステムではトレーサ粒子像を撮影してソフトを動作させれば,何らかの「もっともらしい」データを得ることが
できます.正しい結果であると信じたいところですが,実は“もっと正しい”結果を得ることができるかもしれません.
実は大きな落とし穴があるかも知れません.粒子サイズ,粒子の数密度,いろいろなパラメータの考え方はどうでしょうか?
本講習会では,広く普及しつつあるPIVをよりよく理解し,適切に活用するための技術情報を提供します.
本講習会により論理的,直感的な理解を深めることができます.企業・大学等の研究者,技術者,大学院生などのうち,
流れの可視化計測をこれから実施しようとされている方,実施現場でお困りの方,これまで以上に活用したい方を
対象としています.
本講習会は技術士の継続教育に関する可視化情報学会CPDプログラムの第36回目として位置づけられており,
講習会受講者全員に修了証が発行されます.
日 時:PIV講習会2019-2 2019年7月 17日( 水 )09:20-18:40 (09:10開場)
場 所:LMJ東京研修センター( http://www.lmj-japan.co.jp/kaigishitu/ ) 3階大会議室
アクセス:JR水道橋 550m 徒歩6分, 都営地下鉄三田線 水道橋 A6出口から230m 徒歩3分
定 員:60名
参加費:
可視化情報学会 正会員/賛助会員 10,000円,可視化情報学会 学生会員 5,000円
(協賛学会員は非会員です.申込み時に入会し,会員価格で参加することが可能です.)
非会員一般 25,000円,非会員学生(修士まで)10,000円. (非会員価格での参加者は講習会開催後に学会に入会できます.
その際,入会費と初年度年会費は無料とします.過去に入会歴のある方は対象外とします.)
クレジットカード決済または銀行振り込みによる事前支払でお願いいたします.請求書の発行も可能です.
万が一ご出席がかなわなくなった場合も規定通りの参加費が発生致しますので,ご了承ください.
その場合,代理の方のご参加が可能となります.
申込方法:学会ホームページより申込み下さい。 http://www.vsj.jp/
申込期限:PIV講習会2019-2 2019年7月8日(月)
PIVハンドブック(第2版)特別販売(9,180円/冊 税込):購入方法はクレジットカード決済のみです.
購入申し込みは参加申込みと同時にしか行えません
問い合せ先:産業技術総合研究所 染矢 聡E-mail: s.someya@aist.go.jp
主催:可視化情報学会
協賛(予定):日本原子力学会,ターボ機械協会,土木学会,日本燃焼学会,日本流体力学会,
日本混相流学会,日本液体微粒化学会
プログラム(予定):
09:20~10:45 PIV基礎1 (講師:東京工業大学 志村 祐康)
10:55~12:10 PIV基礎2 (講師:東京工業大学 志村 祐康)
PIVの基本的事項について解説する.トレーサ粒子の見え方(回折限界,散乱光強度分布)や流体に対する追従性について
学んだあと,粒子移動量の算出(直接相互相関法,サブピクセル補間,バイアス誤差,ランダム誤差,ピークロッキング等)
と各種アルゴリズム(FFT法,アンサンブル相関,再帰的相関法,全画像変形等)について理解する.
13:00~14:15 PIV実践1 (講師:宇都宮大学 二宮 尚)
14:25~15:40 PIV実践2 (講師:宇都宮大学 二宮 尚)
PIVシステムを使って実際に流体計測を行う上での諸注意を,各機器の特性に基づいて実践的に解説する.一例として,
高価なPIVシステムを導入したが,メーカーの技術者が操作した場合と,自分達だけで操作した場合で,
両者が似ても似つかない結果になってしまう場合の原因の解説を行う.
また,新規にPIVを導入しようと思うが,どういうスペックの機器が必要なのか分からない場合の
考え方などについても触れる.
15:50~17:20 PIV応用 (講師:東京工業大学 志村 祐康)
近年,利用が広がっているステレオPIVについて,その原理と使用上の注意点などを解説する.
ステレオPIVでは,カメラやレーザーシートのセッティングが重要である.そこで,カメラの配置やキャリブレーションの
方法,レーザーシートのミスアラインメントマッチングなどについて解説する.
更に,最新の三次元測定法であるトモグラフィックPIVについても概説する.
17:30~17:50 PIV技術者認定について(可視化情報学会 理事 二宮 尚)
可視化情報学会では,PIVに携わる技術者の技能向上と,PIVの計測手法としての標準化を目的とし,
PIVの技術認定制度の創設を検討しています.PIV講習会に参加して下さった皆様の将来のニーズを把握すると共に,
技術者認定の然るべき方向性を模索します.
18:00~18:30 相談コーナー (講師:東京工業大学 志村 祐康, 宇都宮大学 二宮 尚)
実際にPIVを使っているが上手く行かないとか,こういう計測を行いたいのだがどういうシステムが必要かなど,
講習では聞けなかった内容について,自由に相談して頂く時間を講習会終了後に設けます.
以上
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