新しいコメントの追加
「低炭素社会の理想都市実現に向けて」 シンポジウム
日本建築学会低炭素社会特別調査委員会では、環境省の環境研究総合推進費による委託を受け2008年度から3年間にわたり「低炭素社会における理想都市実現に向けた研究」を実施してきた。
研究内容は、2050年をターゲットに、特徴ある5都市(茨城県土浦市、新潟県長岡市、東京都福生市、福岡県北九州市、千葉県柏市)をフィールドとして、①都市構造・交通、②市民のライフスタイル・都市政策、③まちづくりと建築施設、の分野により低炭素理想都市を具体的に実現する提案を検討し、更にそれらを実現するための④次代の環境建築設計手法、⑤都市・建築物・市民生活のエネルギー評価ツールの開発を含めて方策を導き出した。
本シンポジウムでは、各都市の3年間の研究成果から得られた知見をもとに、低炭素理想都市構築のための提言を明示し、人口減少下での2050年の都市の課題とはどのようなものか、次代の都市・建築分野では何ができるのかなど討議を行う。
■主催 :日本建築学会低炭素社会特別調査委員会
■共催 :環境省
■後援 :東京建築士会・日本建築家協会
■日時 :3月23日(水)14:00~18:00
■会場 :建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)
■プログラム
司会:浅輪貴史(東京工業大学)
1.主旨説明 中村 勉(研究代表者/工学院大学)
2.基調講演 小林 光(環境省)
3.研究報告
(1) 2050年の建築設計手法とシミュレーションツール
①低炭素型建築・都市の環境デザイン 中村勉(前掲)
②3D-CADによる街区スケールの熱環境・エネルギー・CO2排出量の予測・評価手法の開発
梅干野晁(東京工業大学)
(2)実在都市でのケーススタディ
①福生市・北九州市若松区-2050年のライフスタイルと政策 糸長浩司(日本大学)
②長岡市・柏市--都市の中心部の再編成と縁辺部のシビルミニマム
大野秀敏(東京大学)
③土浦市
・2050年の生活と高齢者ケア・システムについて 深沢大輔(新潟工科大学)
・2050年駅前市街地と郊外住宅地の再編 中村美和子(中村勉総合計画事務所)
・中心市街地5街区の現状と2050年の熱環境・エネルギー・CO2排出量の予測・評価
梅干野晁(前掲)
(3)総括・提言 中村勉(前掲)
休 憩
4.パネル・ディスカッション モデレーター 糸長浩司(前掲)
中村勉・大野秀敏・糸長浩司・梅干野晁・須永和久(計画技術研究所)
コメンテーター: 安岡正人(東京理科大学)、吉野博(東北大学)
■定 員: 200名
■参加費: 無料
■資料代:1,000 円(発表補足資料・パンフレット)
■申込方法 E-MailまたはFAXにて、ご氏名・ご所属を明記のうえ下記宛てお申し込みくだ
さい。
■申込・問合せ 日本建築学会事務局 川田昭朗
TEL.03-3456-2051,FAX.03-3456-2058,E-Mail;kawata@aij.or.jp
コメントする上での重要事項
- 内容を的確に表した表題をつけてください。
- テーマ、論点に沿ったコメントをつけてください。
- 投稿する前に他の人のコメントを読んで、内容の単純な重複を避けるようにしてください。
- コメントは投稿後に修正および削除できませんので、プレビューボタンを使って間違いがないか確認してください。
ユーザ登録またはコメントの投稿に問題が発生した場合は、システム管理者へ問い合わせしてください。