土木学会発刊 仮設構造物の計画と施工の適用について

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ユーザー 匿名投稿者 の写真

質問をさせていただきたく投稿させていただきます。

現在、自立式土留め工を検討しているのですが、土木学会から発刊されています『仮設構造物の計画と施工』は、
どのような時に適用される、もしくは適用するものでしょうか?

なお、道路工事となる道路工事に関する構造物では、道路土工『道路土工 仮設構造物工指針』を適用しています。
公園や宅地造成、上下水道?など道路に関わらないものは、土木学会『仮設構造物の計画と施工』を適用する感じでしょうか。
(ちなみに、上下水道など道路敷地内の工事であれば道路土工を適用しています。)
また、道路工事でも適用している事例等はありますか?

初歩的な質問ですが、御教示いただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。

コメント

ユーザー 中筋 智之 の写真

 大学教授委員長の下で建設会社員等が,「土木学会:仮設構造物の計画と施工,pp.149-151,2010.」自立式土留めの設計に,設計根入れ長,断面力及び頭部変位を設計する方法として,
突出した杭に水平力が作用した時のChangの式に拠る「日本道路協会:道路土工 仮設構造物工指針」及び
主・受働土圧に因る曲げmomentの釣合に拠る「土木学会:トンネル標準示方書 開削工法・同解説」,「鉄道総合技術研究所:鉄道構造物等設計標準・同解説 開削トンネル」
を概ね纏めました.
 建築では基準法を守る事が義務付けられ,土木では各事業者が固有部分を含む設計標準を作り,土木学会が構造物に共通する部分の仕様書を纏め,現状では改良し乍ら両方を満たして
合理的・安全な構造物に成ると私は判断します.