就職に役立つ資格

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ユーザー 匿名投稿者 の写真

土木工学科に所属する大学生です。土木関連の資格は色々とありますが,土木業界に就職を希望する際に,役立つ資格もしくは持っていた方が良い資格を教えて下さい。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

 土木の資格については、代表的なものとして、「1,2級土木施工管理技士」、「技術士」、
「測量士」等があります。
 これらの資格は、いずれも実務経験が必要なため、学生時代に取得することは困難です。

 私(回答者)の経験からすると、学生時代にはTOEICをはじめとする語学力や日本語
そのものに関する文章作成技能(理科系の文章作成技能)を養うことをおすすめします。
 これらは資格とは異なるものですが、冒頭記した資格を取得する上で極めて重要な礎と
なるものです。
                                        以上

   

ユーザー 安田 登 の写真

 最近、土木工学科と呼ばれる学科が少なくなり、多くの大学では、環境やシステム、社会などのキーワードをつけた旧土木工学科が増えてきました。
 「土木が流行らなくなった」と思うかもしれませんが、見方を変えれば様々な分野の知識が必要な分野であることの証拠です。つまり、学生時代に広く知識を身につける訓練をした人の方が、就職をした後も活躍の場が広がります。コンピュータに関連した情報処理でも、環境に関連した気象予報士でも、社会に関連した介護の関係でも、そのような資格を持っていることを就職先では高く評価する時代に成りつつあります。「土木の学生は、土とコンクリートさえ分かっていればよい」と考えている会社や役所は遠からず学生にとっても魅力が無くなるのではないでしょうか。

ユーザー 井上 直洋 の写真

 土木学会では新たな資格制度(4段階)を制定し、H13年度より最上の資格である特別上級技術者から認定をはじめており、来年度(H15年度)には、1級、2級技術者の資格試験が行われます。2級技術者の受験資格は、学部卒業後すぐに受けられるもので、学部の学生さんでは受験できないが、大学院生には受験資格が与えられるので、合格していれば就職の際保有資格として記載することはでます。
 学会の資格は、学会の教育制度ともリンクしており、技術者の自己研鑽の場として活用されるのも良いと思われます。なお、講習会は、東京だけでなく全国各地で企画されるものもあり、必ず東京にこなければならないものではないこと、建築学会など関連する協会の教育制度カリキュラムと相互認証されていることから土木周辺の知識を高めることもできることから、一考する価値はあると思います。