N値の補正

セクション: 
|
ユーザー 匿名投稿者 の写真

標準貫入試験において、特記仕様書に「深度15m以上のN値は補正を行う」とあったのですが、どのような補正を行う必要があるのでしょうか?文献、基準等があれば教えてください。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

「深度15m以上のN値は補正を行う」という基準は知りませんが、基準によって計算方法は異なりますが、「土かぶり厚を考慮したN値の補正」であれば、「道路橋示方書」、「建築基礎設計指針」で見たことがあります。
補正方法は、それぞれの基準を参考として下さい。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

S43.3:道路橋下部構造設計指針 橋台橋脚直接基礎の設計編Page40-41
内部摩擦角φの推定
砂の相判密度は 坪 値によって表わされるがへ 相対密度と内部摩擦角φとの経験的
関係から, φ を直接 N 値から推定することが できる。
この関係については多数の人の研究があるが, 本指針では設計上の考慮から, 丼値
の小さい点では, 多数の研究の下限値を使用することにして
φ=15十〆面≦45。 ただし, N>5
の式 を採用する。
なお, 実測したN値については, 以下の順に補正を行なったうえで, 設計値として
採用するもの とす る。
ロッ ドの長さによる修正
N'=N(1-x/200)
ここに, x:ロッドの長さ(m)
ii) 土質によるN値の補正
N値を求めた砂が地下水位下 で飽和 してヤ・る 御粒砂かシル ト質輝砂でゆるい場合
には過小値を示し, 密な場合には過大値を示す。 N値が15を越すような場合, 次式
によって補正する必要がある。
N"=15+1/2x(N'-15)
土質調査要領とかボーリングポケットブックにも載っていました