仮設桟橋設計時のバイブロハンマの起振力の取り扱い

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仮設構造物設計の初心者です.
仮設桟橋を設計する際の荷重について教えて下さい.
支持杭の打設にバイブロハンマを使用する場合,
主桁や桁受けの設計荷重にバイブロハンマの起振力を吊り荷重として考慮する必要があるのでしょうか?
ある人に,「起振力はクレーンの大きさを決める際の定格荷重には考慮するが,
桟橋の部材を設計するときの吊り荷重には,クレーン自重+フック+バイブロ自重+杭自重だけでいいよ.」と言われました.
実際の施工を考えると,起振力は桟橋に荷重として作用するはずなので,考慮すべきだと思うのですが.
どうか教えてください.

コメント

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私の経験では、確かに部材の設計には起振力を取り入れていません。起動時のごく一瞬のもので、安全率割増(一瞬として仮設時1.5以上)に収まるということか。
自分的には、実際の工事では部材とバイブロを宙づりでは起振せず、打設の芯を出すためにも、「地山にある程度部材荷重をのせた状態で起振」するので、問題ないと考えています。

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その仮桟橋は最終的に撤去することになると思うのですが、
杭の撤去の際は、どのような計画でいるのでしょうか?
杭撤去でバイブロハンマを使用する計画でしたら、杭引き抜き時の
バイブロハンマの起振力を加味した上での設計計算が必要であり、
また、その荷重を考慮したクレーンの選定になると思います。
(バイブロハンマでの杭打込み時と杭引き抜き時では作用荷重が
後者の方が大きくなるので、撤去時の施工計画が仮桟橋の幅員等の
決定根拠になる可能性があります。)

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見るのが正しいです
積算基準も見ています
機吊る機械が特に油圧式およPC制御だと本当に壊れてしまいます