鉄筋コンクリートに使用するコンクリートの強度について

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施工専門の現場監理者です。恥を忍んでお聞きしたいのですが、なぜ、鉄筋コンクリート構造物には18N/mm2のコンクリートを使用してはいけないのでしょうか?多少は調べてみたのですが、コンクリートと鉄筋の付着強度に関係しているようなイメージを抱いていますが、確証はありません。手抜き工事を考えているわけではなく、少しでも施工のコストダウンをしていかないと民間造成工事等の価格競争に勝てないため教えていただける方がいらしたら教えていただきたいと思い質問させていただきました。民間造成工事といっても、フ゛ロック塀の基礎程度なのですが・・・。よろしくお願い致します。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

・いけないとは書いてありません、あくまで標準です。

ユーザー kiju51 の写真

使ってはいけないわけではありませんが、設計計算時の圧縮応力によって断面の厚さ・高さなどが大きくなり、24Nと18Nの単価差よりも不経済となるからだと思います。応力に対応でき、厚み・重量などに制限が無ければ一番経済的なのは無筋が安いのですが、経済比較の結果により鉄筋量・コンクリートの強度などが決定されていると思います。

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無筋が一番経済的ということはありません。そもそも設計できません。

経済比較の結果により鉄筋量・コンクリートの強度などが決定されている
わけではありません。

耐久性が問題になったときに、W/Cの上限を決めようとなったときに
今の生コンの指定方法ではW/Cを直接指定するのが難しく、強度
指定になってしまいました。

JIS A 5308「レディーミクストコンクリート」にはもともとは
12、13.5、15、16などの呼び強度があり、擁壁には15とか16が
使われていました。コンクリートの耐久性を検討するときにRCでは
一律にW/Cの上限を決めたので、結局擁壁では最低が18となり、
一般には21が使われるようになりました。

背の低い擁壁では、耐久性を考えなければ、強度的にははるかに
低い強度のコンクリートの方が経済的です。