堰堤のコンクリートの配合ついて。

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堰堤のコンクリート打設において、コンクリートの配合を18Nのコンクリートを考えているのですが、周辺の組合のコンクリートプラントの配合を確認すると、水セメント比が全て60%以上になっています。
水セメント比を60%以下にすると、24Nのコンクリートで打設することになるのですが、これでは温度ひび割れの問題があります。
また、低発熱コンクリートでは、コスト面とプラントの対応に問題があります。

 20年程前になりますが、国土交通省の砂防堰堤工事では、特記仕様書には、コンクリートの水セメント比の上限を規定しないと記載されていました。よって、18Nのコンクリートで打設しました。
よって、18Nのコンクリートを打設したいと思っているのですが、もう20年も前の話なので、不安なところもあります。
そこでお聞きしたいのですが、現在の砂防堰堤のコンクリートの配合はどんな配合でしょうか。また、水セメント比は、60%以下でされているのでしょうか。

どうかよろしくお願いいたします。

コメント

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過去にも似たような議論がありましたので参考に…
https://jsce.jp/pro/node/4445

色々な発注機関の共通仕様書を見る限り、
"受注者は、(略)構造物の耐久性を向上させるため、(略)水セメント比は、
鉄筋コンクリートについては55%以下、無筋コンクリートについては60%以下とするものとする。 "
のような記述がある限りは、契約関係書類であるこの規定を順守しなければならないでしょう
地方整備局の仕様書参考資料では、18-5-40BBで水セメント比60%以下となっています。
http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/b00097/k00910/kyoutuu/H31siyousho/H31/h3...
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こんにちは。
丁寧に返答していただきありがとうございました。参考になりました。
恥ずかしながら、それについて悩んでいたのですが、ふんぎりがつきました。
本当にありがとうございました。

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コンクリートの耐久性の問題ですので、60%以下の配合で施工した方がいいと思います。
発注者には当然(資料を作成したうえで)設計変更で。

堰堤はないですが、橋脚で24N-55%がクリアできないので27Nにしたことがあります。

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こんにちは。
丁寧に返事をしていただきありがとうございました。
マスコンなので、セメント量が多いと、温度応力によるひび割れを懸念があったので、できれば貧配合のコンクリートでひび割れを抑制したいと思っておりました。
ですが、昔とは違いますので、ひび割れに対しては、別な対策を検討してみます。
この度は、本当にありがとうございました。