コンクリート標準示方書[構造性能照査編]の収縮ひずみの最終値について

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コンクリート標準示方書[構造性能照査編]2002のp.30、解3.2.4に記載されている収縮ひずみの最終値を表す式の最後の項は
-5[loge(V/S)/10]^2
となっていますが、logeは最後の10までかかっているため、正確には
-5[loge(V/S/10)]^2
ではないでしょうか?
また、この場合、適用範囲として相対湿度が80%までとなっていますが、条件によってはひずみが膨張側になる場合が生じます。例えば相対湿度80%、単位水量175kg/m3、V/S300mmの場合など。

コメント

ユーザー 横田 弘 の写真

ご指摘のとおり,-5[loge(V/S/10)]^2 が正しいので,修正願います.

2点目のご質問に直接に回答できませんが,コンクリートライブラリー108「2002年版コンクリート標準示方書改訂資料」に関連情報が記述されていますので,参考にしてください.

ユーザー 横田 弘 の写真

先ほどのコメントへのコメント

コンクリートライブラリーの該当箇所(p.16)に掲載の表3.3.1は修正前の式を用いて計算されていますので,そのまま用いないようにしてください.

また,ご指摘の条件下では,確かに計算結果が負の値となり膨張することになります.これは,当該条件では,表面積に比べて体積が大きいため,ほとんど収縮しないという計算結果になったと解釈することになると思います.