工法・技術・構造・使用機械等のナビゲーション

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ユーザー Okamura の写真

 どこのサイトでも見たことが無いのですが、土木工事全般の工法・使用機械や構造物のタイプの決定に関するナビゲーション的役割をするサイトがあったらいいなと思います。
 (詳細な現場条件はともかくとして)大まかな質問に対して答えていくと有効な工法が選択できるか若しくは、候補が絞れるといったものです。また複数の候補が残った場合、それらの有利な点、例えばA工法は工期がかなり圧縮できる、B工法は環境に配慮(もちろん詳細な理由も記述)している、C工法は費用が安い、等。
 また、この辺が重要なんですが、新工法・技術についてもどんどん盛り込んでいって、技術者および一般の人の知識を広げる場としていければ非常に参考になると思うのですが・・・
 現在は、各工法を開発した組織が主になって新工法の広報をしているので、とてもじゃないですが全てを網羅するのが大変です。あと、欲を言えばやっぱり掲載した方に質問できるとうれしいかも・・・最終的な決定の責任は利用者側にあるということで。

 自分の専門分野からはずれると、全くわからないというのも悔しくなりません?

コメント

ユーザー seki の写真

 国土交通省では、新技術情報提供システム(NETIS)というデータベースを構築し、公開しています。
 
  http://www.kangi.ktr.mlit.go.jp/netis/netishome.asp

 ただ、情報の記載は、情報提供者側から行ってもらこともあり、歩掛かりなど施工情報に関する内容は、バラツキが多くなっています。

 書籍としては、産業調査会より「土木工法事典(改訂V)」が2001年 2月に発行されています。内容の整理方法としては、施工形式、対象材料、使用機械などで関連づけて整理されています。個々の内容は紙面の関係もあり工法の紹介程度に止まっているが、網羅的に見ていくには参考になると思う。
 ただ、共通的な工種、例えば掘削、土留めなどは構造物に関係なく例えば明かり掘削などにまとめられており、多少探しずらい点はある。

 確かに、ご意見のとおり網羅的に解りやすく整理された資料はないのが実状である。
 工法だけでなく、土木で使う技術用語の体系化も含め考えていっていただければ良いと思う。

ユーザー Okamura の写真

コメントありがとうございます。
さっき久しぶりにNETISに行ってみましたが、データの混在&羅列っぽくて使いづらいですね。ここまでデータが揃っているのなら、ただ単に公開するだけでなくて、利用方法ももっと考えてくれたら良いのですが。また、データの内容が旧建設省に偏っている感じもします。
 書籍として出版されているものについては、普通の人はよっぽどの事がない限り購入する事は無いでしょうし、ネットであればリアルタイムに更新できますから、あえてネット上で構築する必要性は十分あると思います。土木工学は市民工学なのですからもっと情報をオープンにする必要があると感じます。
 工法以外としては、環境・衛生工学系の情報ももっと盛り込んでほしいなと思います。土木技術者の視野が構造物を造ることにしか向いていないと思われたくはないです。
(駄文ですみません。)

ユーザー 中川 義也 の写真

私は施工に関しては素人ですが、
工法・資材ってのは企業間取引の世界の話であると思うので
そんなに一般に広める必要はないと思うんですが。
(結局、私企業の利益になるだけなので)

例えば、地下に道路を構築する場合に、
TBMにするのかオープンカットにするのか、
それがどういうような違いを持っているのか
というようなレベルの話は市民にもオープンにして欲しいですが
石川島播磨のボーリングマシンと三菱重工のマシンとどっちがいいか、
なんて話はそれぞれの企業が宣伝すればよいと思います。