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 何か誤解されたコメントがあるようなので・・・また質問者も塗装そのものの仕様を理解されていない・・・

 まず耐用年数とメンテナンスのことは分離する必要があります。また、積算上の価格と実勢価格に乖離があることも全く別のお話です。

 単に、初期の防錆性能を仕上げ塗装色を考慮しないで比較すれば、溶融亜鉛メッキが間違いなく優位です。ただし仕上げ色がある場合、亜鉛メッキ上に重ね塗りするには特殊なプライマーが必要で、仕上げ塗料も選択が限られます。しかしC-1系との比較なら同等の仕上げが可能です。

 二重防蝕しない(亜鉛メッキのみで仕上げ塗装無し)場合、若干防蝕性能は落ちますが、それでも単にメンテナンス無しの塗装と比較すれば、比較するまでもない程防蝕性能はメッキのほうが上回ります。
 
 常温メッキとは、メッキに類似した効果を塗装で期待できる方法で、一般には商品名(ローバル)で呼ばれる下塗りの塗装を呼称します。ただメッキとは異なり被膜付着力が弱いので、上層に保護塗装が必要です。この場合、一般さび止めよりは耐用がありますが、一定短期間でのメンテナンスが必要です。

 ここまででおおよそはご理解いただけたと思いますが、全塗装にしろ、メッキ+塗装にしろ、有る程度のメンテナンスは必要ですが、一般錆止塗装の場合には基層からの塗り直しがメンテナンス毎に必要であるにに対し、溶融亜鉛メッキの場合にはメッキ面上塗り部分だけの塗装で済みますのでメンテナンス費用はメッキのほうが安価で済みます。

 一般にはですが、メッキのほうが高価ですが、メンテナンス費用を考慮すると総合的にメッキに優位性があると言われています。

 工場で上塗りまで仕上げるならC-2又はC-4になるはずです。確認下さい。

 メンテナンスのある塗装と、メンテナンスしないメッキの防蝕性をを比べるのは無意味ですが、メンテナンスしている方に必ず優位性があります。もし優位性がなければ、有効なメンテナンスが行なわれなかったに過ぎません。総合価格ではどちらが優位か不明ですが、メッキにして塗装をせず、メンテナンスを省略する方式は設計意図としてよくあります。

 付着量を550g/m2 の仕様ならおそらく25年の耐用年数が期待できます。
 これは機械などの平均経済的耐用年数を十分満たすと思われます。

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