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設計付着強度の決定根拠

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鉄筋コンクリート用棒鋼の付着強度試験の結果が手元にあり、無塗装鉄筋の付着応力度が0.002d(d:鉄筋径)の時は3.5〜3.9N/mm2程度、最大応力度は11〜15N/mm2でした。
σck=30N/mm2に対し許容付着応力度は道示で1.8N/mm2、コンクリート標準示方書の強度算定式で2.7N/mm2となります。道示と示方書では安全率1.5が見込まれていると仮定すれば、だいたい同じような考え方になっているものと想像できます。それに対し、試験値の方は大きな値となっており、『0.002dで付着強度とする』と明記されているならばわかるような気がしますが、試験法では最大応力度も試験データとして必要となっています。ここで、いったいどういう手順(考え方)で付着応力度(強度)が決められているのか疑問に思っています。解説している文献等が見つかりません。どなたか、決定までの考え方(あるいは文献)がわかる方はいらっしゃらないでしょうか。

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