層積根固工の必要重量算定に用いるβについて

標題の件について質問させてください。
参照する基準によって、βの考え方が異なる点が気になっています。
どなたか詳細をご存知ないでしょうか。

「改定 護岸の力学設計法」p.109,110
βの値は、連結していない状態での群体配置した場合の実験値。
平面型の場合は、β=2.0

「床止め構造設計の手引き」p.73
護床工B区間については、力学設計法を参照して必要重量を算出する。
ただし、連結した場合β=2.0、連結しない場合β=1.0とする。

コメント

#10451

 「床止め構造設計の手引き(文献1)」の出典である1999年発行「護岸の力学設計法(文献2)」の当該内容は令和5
年に改訂されても同じで,βは群としてのblockの移動限界流速が単体の場合に比べてβ倍であるかを示す割り引
き係数なので,文献1に記された「連結しない場合はβ=1とした方が良い.」が下式に拠り設計上での安全側と成
ると私は判断します.
 blockの空中重量W[N]は,
 W>a{ρ_w/(ρ_b-ρ_w)}・(ρ_b/g^2)・(V_d/β)^6.
 此処に,a:部材の形状等に係る定数[1],ρ_w,ρ_b:水・blockの密度[kg/m^3],g:重力加速度[m/s^2],
 V_d:根固め工上端部で評価する設計移動限界流速[m/s]
 私からも,文献2 p108 19行目は,
K_v:ブロックの実際の体積と長さℓの立方体とみなした場合の体積比
が正確と併せ,此れ等2規準を出している(財)国土技術研究センターに,整合させるか問い合わせ,回答が有れば
当siteに記します.
文献
1)https://www.jice.or.jp/cms/kokudo/pdf/tech/material/yukadome.pdf
2)https://www.jice.or.jp/cms/kokudo/pdf/tech/material/griki2023.pdf