路面嵩上げ時の舗装について

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道路の冠水対策で路面の嵩上げを計画しています。既設道路高から最大40㎝程度の嵩上げとなります。当該路線は交通量が多く通行止め規制をできるだけ短くしたいため既設舗装を残置し、既設路面の上に路盤を設置しアスファルト舗装をしたいのですが、計画舗装厚は、5+5+20+20で考えています。既設舗装の上に路盤を設置した場合締固めが出来ないように思いますが大丈夫でしょうか。また、現道拡幅でもあるため、拡幅部の境で段差などが発生しするようにも考えます。

コメント

#10011

工事中の交通路を3m以下確保して、片側交互通行でやればいいのでしょうね。と言うかそれしかないですが。
アスファルトの挟み込みはダメですので、既設アスファルトは撤去です。
5+5+20+20は表層+基層+下層+凍上ですかね?
そうだとしたならば、凍上はダメです。下層のうえには下層しか載せられません。
ただ、5+5ならさほどの重量交通ではないですね。
拡幅部の境で段差云々の部分は私の理解能力がないので出来ないので分かりません。

#10012

認識が間違っていたら申し訳ないのですが、最大40cm嵩上げのところに計画舗装厚50cmなら、計画からアスファルト10cmを剥がすようになっているのではありませんか?
舗装=アスファルト+路盤なので既設路盤残しと受け取りました。その認識で問題なければ締固めは可能です

計画舗装厚は表層+基層+上層路盤+下層路盤かと思いましたが、道路の場合基本的には自治体で標準断面が決まっている可能性が高いです
そちらのヒアリングの結果であれば問題ありません

段差云々はシンプルに路床構築が必要なのではと思いました
既設路盤とは強度が異なることになるかと思いますので要注意ですね

#10016

早々に回答いただきありがとうございました。40㎝嵩上げで計画舗装厚50cmなので表層を取り壊すことになると考えますが、既設舗装を取り壊すとなるとその分工期がかかるため出来れば既設舗装を残しその上に河床路盤10cm、上層路盤20㎝、基層5㎝、表層5㎝をすることが可能でしょうか。発注者(道路管理者)から既設アスファルト舗装を残したいとの要望があり、別の回答ではアスファルトの挟み込みはダメとのことでしたがその理由が書いてある基準があれば発注者に説明がしやすいのですが。以上よろしくお願いします。

#10017

発注者がどこまで考慮した上でOKと言ったのか分かりませんが、ホワイトトッピングという事例もあるので、路盤とみなすことは全く不可能ではありません
産廃投棄に近い話や、埋設管の修繕時に邪魔になったりと困ったことは多くなるのでホントにいいんですかと思います
路盤下にアスファルトがあるとロードカッターも入らないので将来的に大変な修繕工事になる可能性があります

この場合、一般的な施工としてやるならば路上路盤再生工法で施工するのが良いと思います
本来は上層路盤としての扱いですが、既存路盤があるので路床とは10cm以上離れているはずですし、Ta上は下層路盤のセメント安定処理と同等として扱うことで落とし所にできるかなと考えます