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後者は,支持力係数を生んだTerzaghiが浅い基礎に対し基礎直下での楔角を水平面からφ(土の内部摩擦角[°])と仮定した式(文献1)で,塑性域速度場の性質から当仮定
が誤りである事が明らかと成り(文献2),
前者は,Meyerhofが深い基礎迄対応できる様に工夫し,基礎直下では主働楔と考え同角は45°+φ/2と成り,他に後者との違いとして,
・滑り線が基礎底面より上方迄達している.
・受働楔迄の過渡領域での主応力の回転角度を大きくしている.
・基礎鉛直方向面を新概念で等価自由表面と呼ぶ.
である以外は前者と変わらない(文献3)事が支持力入門(文献4)に纏められ,道示(文献5)では前者の考え方が採用されています.
1)Terzaghi:Theoretical Soil Mechanics,1965. 2)山口柏樹:土質力学,pp.257-260,1984.2 3)Meyerhof:The Ultimate Bearing Capacity of Foundations,Geotechnique,Vol.1,pp.301-332,1951.
4)地盤工学会:支持力入門,pp51-68,1990.11. 5)日本道路協会:道路橋示方書Ⅳ下部構造編,pp.297-307,平成24年3月

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