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RC示方書にしたがって整理すると次のようになると思います(高炉B)。置かれた環境や但し書きによる違いがありますが、ここでは省略しますので御自身で判断ください。
所要の圧縮強度を得るための養生期間(湿潤養生期間ではない!)の目安は、養生温度(気温ではない!)5℃だと12日間です。つまり、養生温度5℃だと最低12日間の養生が必要となります。なお、圧縮強度を実測して養生打ち切りを判断する方法もありますが、打ち切り可能な圧縮強度については必ずしも明示されていないので、貴方で判断することになります(もちろん、客先の承諾が必要です)。
それから湿潤養生期間の規定は、上記の養生期間(給熱養生や保温養生期間)とは別個のものです。例えば、湿潤養生期間が7日と規定されている場合、5日で所要強度が得られた場合でも、7日間の湿潤養生を行う必要があります。貴方の場合、気温が5℃以下となるようですが、例えば給熱養生を行って5℃×5日間で所要の強度が得られた場合でも、湿潤養生を打ち切ることはできません。給熱養生は打ち切ってもよいですが、湿潤養生は所定期間続ける必要がありますので、養生水が凍らないように対策が必要です。(建築基準の場合は、上記とは異なるので御注意ください)

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