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セミナーの案内【S-18 セミナー(2024/02/05, Mon, 13:30)今田由紀子(東京大学)
セミナーの案内【S-18 セミナー(2024/02/05, Mon, 13:30)今田由紀子(東京大学)
この度「気候変動影響予測・適応評価の総合的研究(通称 S-18)プロジェクト」でセミナーを開催致します.
皆様のご出席を頂ければ幸いです.
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◆ S-18 セミナー
◆ 日時: 2024年2月5日(月) 13:30 - 14:50
◆ 形式: Zoom online
◆ 話題: 「イベント・アトリビューションの最前線 -暑かった2023年を例に-」
◆ 話題提供者: 今田由紀子氏(東京大学大気海洋研研究所准教授)
◆ 参加申し込み(無料):
https://s-18ccap.jp/seminar/post-2446/
◆ 概要
「地球沸騰化」という言葉が話題になった2023年は,日本でも世界でも異常な天候が相次いで起こりました.日本では7月,8月,9月の気温が連続して過去の記録を大きく上回り,猛暑地点数が2018年(「災害級の猛暑」の年)を上回って過去最多となりました.世界では,7月に北米南部,ヨーロッパ,中国で相次いで記録的な熱波となり多くの犠牲者と経済的損失が出ています.このような極端な高温の傾向は,世界平均気温にも現れており,過去の統計を大幅に塗り替えて記録を更新しました.イベント・アトリビューションは,このような極端な気象・気候に対する地球温暖化(もしくはその他の外部強制・自然強制要因)の影響を定量化する手法であり,日本では特に高解像度化や迅速化に力が入れられ,発展し続けています.本セミナーでは,イベント・アトリビューション研究の最前線から「暑かった2023年」を解説します.
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◆「気候変動影響予測・適応評価の総合的研究(通称 S-18)プロジェクト」の紹介
代表者: 三村信男(茨城大学 地球・地域環境共創機構)
Web: https://s-18ccap.jp/
(研究の背景と目的)
世界的な気候変動の影響の顕在化や我が国における悪影響への対処の必要性を背景にして2018 年に「気候変動適応法」が成立しました.
2025年には次の全国的な影響評価とそれに基づく適応計画の見直しが行われます.
同時に,近年の気象災害の激化などに対応して,自治体や企業でも適応策の立案・実施が必要とされています.
国際的にはパリ協定の実施に向けた科学的貢献も求められており,こうした国内外の課題に応えるため,本プロジェクトでは「我が国の気候変動適応の取り組みを支援する総合的な科学的情報の創出」を目的にして,最新の科学的知見に基づいて影響予測・適応評価に関する研究を行います.
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