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#1201 施工性の観点から
>今回のような通常の深礎杭径の場合においてもD51の3段配筋としても問題ない
>のでしょうか。大口径、小口径に限らず、深礎杭の場合は削孔内での鉄筋組立作業
>という意味で同じと考えるのですが・・・。
道示IVp422には、多段配筋に関する注釈としまして
「ただし、深礎工法による杭で鉄筋組立てやコンクリート打込み等の作業が大気中
における鉄筋コンクリート構造物と同様に施工できる場合にはこの限りではない。」
と記述されています。
ご質問の状況(径3000mm)で3段配筋となりますと、鉄筋組立時の作業空間は、
直径2m程度しか残りません。このような狭隘な空間でD51のような太径鉄筋を取り
扱うのは、「大気中における鉄筋コンクリート構造物と同様」とは考え難いと思います。
(深さにもよりますが、昇降や換気の設備も必要ですし、鉄筋吊り込み時には退避する
余裕も必要です)
上記のような配筋が不可能なわけではありませんが、小口径深礎杭でD51の3段配筋
の実績が少ないということを踏まえますと、あまり得策ではないように思います。
(用地の制限などから、杭径を大きくできない事情があるのかもしれませんが)